学生もの

かわいい教え子の生徒との淫らな個別指導

私を幸せにしてくれてありがとう

その夜は何度か浜本君から精をもらい、幸せな夜だった。

翌朝もお昼も抱いてくれた。

トイレ以外はベッドでたわむれ、浜本君が昨日から何度射精したかわからない。

私の体中の毛穴から彼の精液が汗となって染み出そうだった。

浜本君は夕方には帰ってしまう。

もう会うこともない。

最後の日にたくさん愛してもらって、私もたくさん愛して、そんな幸せな日は私の人生で
二度と訪れないだろう。

と思うとじっとしていられなかった。
………

………
「ねえ、先生も君に甘えていい?」

「はい」

浜本君のペニスを握り、硬さと大きさと匂いを、私の記憶に焼き付けた。

ペニスを口で包み、射精を誘った。

浜本君を喜ばせたい。

「ううっ、イキます、先生」

ペニスを咥えたまま口で受け止めた。

一滴も溢すまいと口を窄めてペニスを放し、味わうように精液を飲んだ。

むせかえる匂いも芳しい香りに思えた。

美味しかった。

 

「シャワー浴びて服を着なさい」

浜本君の顔を見るのも今日が最後だし、もう彼に抱かれることもない。

最後の日に私を幸せにしてくれてありがとう。

一緒にシャワーを浴び、キスをしながら洗い合った。

シャワーを終えていつものようにコーヒーを煎れたが、泣きたい気持ちを必死に隠してい
ました。

浜本君が帰る時間だ。

でも、ここで引導を渡さなければいけない。

「あのね、えーと、ね」

「何ですか?」

なかなか言葉が出ない。

「あのね・・・、もうここへ来たらアカンよ」

「ええっ?!」

「君には彼女もできるやろうから、彼女を裏切るようなことをしたらアカン」
………

………
教師らしくさとすように話したが、浜本君への思いを断ち切る私への言葉だった。

「・・・わかりました」

「じゃあ、元気でね」

「先生!」

浜本君が私を捕まえてきつく抱き締めた。

「ありがとうございました」

私も浜本君の背中に手を回した。

「ありがとう、浜本君」

「もう来ませんけど、先生をずっと好きでいます」

「先生も浜本君を好きでいるからね」

「じゃあ、失礼します」

彼は最後も礼儀正しくきちんと挨拶して帰った。
………

………
耐えていた涙が一気に噴き出した。

精液の匂いが鼻腔びくうに残っている。

この匂いは消したくなかった。

今日から大学生といえども、昨日までの教え子と淫らな関係になったことのケジメを付け
ねばならない。

翌日、私は退職願を提出して、3学期末をもって辞職した。
………

………

………
あれから25年。

私はダメ教師だったけど、教え子の成長を見るのは教師冥利きょうしみょうりに尽きる。

高校野球の監督をしたいと言っていた浜本君が、いつか甲子園に出場できる日が来ること
を楽しみにしている。

- FIN -

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