硬くて、ごつごつした指が根本まで侵入し、ナカを確かめるようにしてこりこりと動かされて、たまらない快感に襲われる。
すぐに指は二本に増え、激しくナカをかき回された。
ぐちゅっぐちゅっと水音が聞こえてくる。
周りには聞こえていないはずのそれが、やけに大きく聞こえてしまう。
こんなところで、人に囲まれて、知らない男にアソコをかき回されて感じているなんて――
今起こっていることが自分でも信じられなくて、それに信じられない程に興奮する。
クリトリスを掌でこねられながらナカを指でピストンするように突き上げられて、勝手に腰が揺れてしまう。
指をきゅうきゅうに締め付けて太ももで挟み込むと、男の手全体が揺らされる。
クリトリスとナカを同時に刺激されて、私はそのままイッてしまった。
「ふうぅんっ!んっ、はっ、ああっ、あっ……ッ!」
身体がビクッビクッと痙攣し、指をぎゅうう、と膣が締め付ける。
ぬぽんっと勢いよく指が引き抜かれ、男がジーンズのチャックを外している気配がした。
周りの喧騒が、一度絶頂したことで少しだけ遠のいていく。
意識がぼんやりとして、ここがどこだかも、頭ではわかっているのに気にならなくなってきた。
「んっ……」
男のペニスが、脚の間にぴとりとあてがわれる。
ふとももできゅ、と挟んでみると、男がくくっと低い声で笑った。
机と男にはさまれて、周りからはもう、私の姿は見えないかもしれない。
「クラブでするセックス、どう?」
ペニスの先端が、膣口をぬっぬっと広げては抜けていく。
じんじんと疼くソコが、はやく太いモノを飲み込みたいと叫んでいるようだ。
このままこの熱いペニスが私のナカに入ってきたら、どうなってしまうのだろう。
人ごみの中で、下半身を丸出しにして男にペニスを挿入される――
そんな自分の姿を想像して、のどが震えた。
男の手が、私の腰骨をぐっとつかむ。
耳元で、
「おしえて」
と甘くささやかれて、私はそれだけでイッてしまいそうだった。
「さいっ、こう……」
私の声が聞こえたのか、それとも聞こえていないのか。
更に大きくなる音楽とともに、ペニスがずぶずぶと挿入された。
ナカを押し広げられながら沈み込んでくる熱いペニスに、背筋がぞぞぞっとわななく。
ずちゅん、と一気に根本までペニスを突き立てられて、身体が勝手に震えた。
下から斜め上に角度を付けて突き立てられて、私の身体が少しだけ浮く。
机にしがみつき、男に腰を掴まれて、つま先立ちのようになりながら、ペニスはずっちゅずっちゅと動き始めた。