ぐん、ぐん、とペニスでナカを
「くっ、ぅ、ううンっ……は、んん、ぁっ、ふ、ぅうっ……んっ」
まゆみは身体をよじらせ、強すぎる快感に身もだえた。
奥をぐりぐりと刺激され、目の前がチカチカと光る。
とろとろと溢れ出す愛液が二人の肌を汚し、余計にクリトリスが擦れて腰が震える。
まゆみの唇からあふれた唾液が噛み締めたTシャツを濡らし、染みになっていた。
………
………
「あっ、う、ぅっ……も、だめ、だめ、かもっ……」
押し殺したまゆみの声が限界を訴える。
ミサキのペニスにゆっくりと貫かれて、もう我慢できなかった。
まゆみが逃げるように腰を動かしても、ミサキの下半身もぴたりと追いかけペニスを深くまで挿し込まれる。
「あっ、あっ」
とペニスが入ってくるたびに浅い息とともに小さく声が上がり、乳首を摘まみ
「あ、いく、いく……っ」
ほとんど吐息になったまゆみの声が空気を震わせる。
その瞬間だった。
………
………
「先に漫画とってくる?」
「んー、カバン置いてからでいいんじゃない?」
外の通路から、女性の声が聞こえた。
足音とともに少し離れたブースの扉が開かれる音、カバンが置かれる音が聞こえてくる。
おそらく二人いるのだろう、複数人の足音がまゆみのブースの前を通り、遠ざかっていく。
その音を聞いて、まゆみは我に返った。
こんな場所で、なんということを――
あわてて身をよじらせようとしたまゆみの身体を、しかしミサキは離してはくれなかった。
更に乳首を強く摘ままれて、まゆみの身体が飛び跳ねる。
奥まで沈められていたペニスが、またゆっくりと動き出した。
「う、そっ、だめ、ミサキくんっ、バレちゃうっ……」
にちゅ、にちゅ、と愛液が絡みつく淫らな水音が小さく響く。
耳元で押し殺した、しかし乱れた息を繰り返すミサキの腰の動きは止まる気配を見せなかった。
引き抜かれ、奥までゆっくり押し込まれ、ペニスが動く度にまゆみはたまらない快感に声を出さないように唇を噛み締める。
また、足音が近付いてきた。
女性二人の話し声が聞こえてくる。薄い壁を隔てたすぐ横を、二人は歩いていく。
「っ、あ、ふ、ぅぅっ、だめ、だめ、ぇっ……」
ほとんど空気のようなまゆみの声が必死に訴えるが、奥をぐりぐりと刺激されて、それもすぐにかき消される。
敏感になったクリトリスがミサキの下腹部に擦れ、もう限界だった。
まゆみの身体がくっと硬直し、喉が引きつる。
「ぁ、だめ、だめだめだめっ……」
唇から唾液が零れ落ち、頬を伝う。
「はっ、ぁ」
とか細い声が空気を震わせ、ミサキの腰がさらにぐっと押し付けられた瞬間。
まゆみの身体は打ち上げられた魚のように飛び跳ねながら、一気に絶頂へと押し上げられた。
「っ、は、ふ、~~~~~~~ッッ!!」
なんとか声を出さないように唇を噛み締め、身体を丸めてびくびくとまゆみの身体が震える。
たまらない快感が腹の奥で弾け、一気に指先まで広がって、目の前が真っ白になった。