同時に快感も覚えていた。
その快感は、只乳首を愛撫されて受ける気持ち良さだけではなかった。
それともう一つ、絶対にしてはいけない場所でそれをする事による、緊張と緩和…。
精力の漲る若い頃の破天荒を思い出す。
客観的に見れば全く馬鹿々々しい事なのに、自分達だけではそれに気が付かず、常にヒヤヒヤしながら覚える快感。
大輝は昌子のパンツを脱がして、両足を左右に開いて、熟れた秘肉を舌で舐め始めた。
「んんんっ!」
昌子の体が飛び跳ねる。
大輝の舌が、膣口やクリトリスを舐め上げる。
外に飛び出た小陰唇を大輝は涎で濡れた唇で挟んだ。
昌子は横目で夫の方を見た。
こちらに背を向けて寝ている様子だった。
昌子は夫とのセックスを思い出して見た。
不意に大輝が指を入れた。
「あぁん…!」
指が根本まで入った。
恐らく中指だろう。
奥まで入って、それをゆっくりと抜き差しした。
膣から分泌される愛液が中指に絡み付いて、昌子の股を汚す。
夫の指はこんなに長くはなかったなぁ…、もっと、短くって、太かったような…。
不図、夫が寝返りを打ったような気がしたが、気の所為だった。
中指の動きが段々早くなる。
勃起したクリトリスに大輝の舌が触れた。
性感帯を二つ同時に愛撫されて、昌子は歯を必死に食いしばりながら、快感による喘ぎ声を堪えた。
それでも時々変な高い声が喉から漏れる。
間もなく昌子はイッた。
昌子はこの時、ある事に気付いた。
大輝の前戯が上手くなっていたのだ。
特に昌子の膣を指で刺激する時の早さとか力加減が非常に良かった。
昌子は変な所で息子の成長を感じて、とても複雑な気持ちになった。
大輝はズボンを脱いで、勃起したペニスを外に出した。
そして昌子の体を自分の方に抱き上げて、その場に立ち上がった。
昌子の目の前には、暗闇の中で朦朧としている息子の元気な息子が、僅かに横に折れて聳えていた。
大輝のそれは巨根だった。
昌子はそれを握ってから、口に含ませた。
汗と体液のせいで、少し湿っていた。
又臭かった。
昌子は頬を膨らませたり萎ませたり、顔を前後に動かして愛撫した。
大輝が昌子の頭を抑えて、グッと奥まで押し込んだ。
「んんん、ぐふぉっ」
ペニスが喉まで到達して、昌子は思わずむせてしまった。
暫く咳が止まらない。
夫を起こしてしまう事に気を取られてしまって、思うように咳が出来ない為に、更にむせる。
昌子は夫の方を見た。
夫は壁の方を向いてじっとしていた。
起きているのだか眠っているのだか、ちょっとわからない。
「お母さん、入れたい」
大輝はそう言って昌子を再びベッドに倒して、両足を広げてその間に腰を入れた。
ペニスが膣口にあてがわれた。