恋のはじまり

お坊ちゃま、いやらしすぎです

それはとある公園。

周囲には誰もいなくて静かだ。

その空いているベンチに組み敷かれた。

「放してください!」

「黙れ」

あたしよりも大きな口でふさがれた。

まさか、この人があたしの初めての人になったとは。

なんなの!?

「ん~~っ!!」

噛みつくように甘く鋭いキス。

あたしは絡み取られた舌がぬるっとしていて気持ちよく感じた。

その間に服の中に手を入れられて胸を触られた。

「!!!」

くるくると指を乳輪に這わせられると感じた。

“「もっと触って」「もっといじって」”

そんな初めての欲をあたしは感じてしまった。

ぐにっと不意に乳首を折られた。

「んぁ………」

ふわっと浮くような感じで、ねっとりしている感覚。

お坊ちゃまはあたしの口を開放した代わりに、

自分の舌を首筋に、そして鎖骨に、どんどん舐められる。

かなり気持ちがいい。

こんなこと体験したことなかった。

しかもこんな静かな公園で、

周りには誰もいなくて、

いやらしい水音だけが公園中に響いていた。

チロチロと乳首を刺激されたら思わず声が漏れた。

「ぁっ!」

「これ、きもちいいでしょ」

レロレロ、チロチロと執拗しつようにおっぱいをたくさん刺激してくれる。

くすぐったいような

じゅん、と感じてしまうような

わかることはただただ、気持ちがいいということ。

所詮あたしも女だから、こんな気持ちいいこと教えてくれて助かる。

3秒かけて右の乳首を刺激。

そのあとは予告なく反対の乳首。

けれどもそのあとはランダムに刺激される。

あたしはたまらず苦しい表情と悦を感じた。

どんな荒波に飲まれようと必死に食いつくことはあたしの良いところ。

だから余計荒波というこのお坊ちゃまに乗って、快感を餌に食いつくのだ。

こんなこと、簡単だ。

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