不倫・禁断の恋

おじさん、抱いてください

叔父さんがあたしの額に触れようとした瞬間、あたしは近距離で視線をあわせてしまう。

まつげが長い、

瞳が薄い、

整ってる顔立ち、

うーーーんかっこいい!!

「大丈夫だよ。それより叔父さんは色素が薄いんだね。目が茶色だ」

そこまで言うと、叔父さんの電話が鳴った。

出るとどうやら実家に戻ってくるようにという内容。

あたしが大学に行ってる最中に、と。

少し、嫌な予感がした。

このままでいられないような、何かが起こるのか。

今はそれだけが、恐怖。

お願いだから叔父さん、これからもそばにいると誓ってほしい。

「じゃ、お嬢。学校から戻るころには帰ってきます」

「約束!」

「はいはい」

あたしはそれを信じるしかない。

叔父さんを、信じるしか。

…………

…………

「…………出ない!!」

あたしは学校が終わると同時に叔父さんに電話していた。

けど叔父さんは電話に出ない。

「ねぇねぇ牧村さん。今日は帰り遅いんだねー」

「ん?あぁ桜さん?」

「ならさー、カラオケ行こう!」

「え?」

「カラオケ行こうよ!今日はレディースディだから安いんだ~!」

ひさびさのお誘い。

けどあたしは今それどころじゃない!

叔父さんの行方が気になるの!!

「ごめん帰る!!」

「え!?牧村さん!?」

気が付いたら走ってた。

怖くて、不安で、どうしようにもたまらない。

落ち着かないんだよ。

叔父さん………

1 2 3 4 5 6
RELATED NOVEL
旦那の不倫に、目には目を歯には歯を… 不倫・禁断の恋

旦那の不倫に、目には目を歯には歯を…

142 views 作・瑠璃川 えり
官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
きっと慎吾(しんご)は気づかないだろう。 あたしが毎夜、一人で自慰をしていること。 だって触れてくれないだもん。 だからあたしは最近、心も身体も欲求不満だ。  …
挿れるなら、濡れてからにして… 不倫・禁断の恋

挿れるなら、濡れてからにして…

120 views 作・谷野 潤二郎
官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
圭太(けいた)は険しい表情をしている杏奈(あんな)にキスをした。 杏奈は特に抵抗する事なく目を閉じ、華奢(きゃしゃ)な体を彼に任せた。 彼はそんな杏奈をベッドの上に倒し …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。