やばいのは、こっちのセリフですよ。
名前も知らない、素性も知らない。
知っているのは身体と、この男性の住んでいるマンションだけ。
危ない道にいることはわかっている。
けど、それよりもあたしは彼とのセックスが癖になりそうだ。
最初にされたキスでは旦那を思い出させられたけど、
二回目のキスは、あたし、この名前の知らない男性にハマりそうだ。
「何考えてるの?」
「あ、いや、」
「じゃ、もう一回イこう」
そう言う男性は膨張して完璧にツンと角を出している、あたしのクリトリスを優しく触り始める。
さわさわと変な優しさがさらに敏感に反応するんだ。
「ああ、あ、」
そんな喘ぐことしかできない。
よだれだって、いつの間にか口の端からこぼれてる。
「もう、体力的に難しい、ですよ‥‥‥」
「だめですよ?これからだからね?」
あたしは受け入れるしかない。
というか受け入れたい。
全部がこの男性で詰めつくしたいし、感じたい。
男性にも気持ち良くなってもらって、イカせてあげたい。
あたしばっかりイッてて申し訳ないと感じる。
「?」
気が付いたらあたしは男性に馬乗りになってた。
「どうしたんですか?」
「は、ぁ、あた、しもしたい。イカせてあげたい、んです‥‥‥」
あたしは腰を浮かせて一気に動いた。
「っは、ぁ、頑張るね」
「早くイって、いいからっ、」
「‥‥‥それはダメだね。俺は満足できないよ」
「じゃぁこれは?」
いきなりこの男性の口元に噛みついた。
噛みつきながらも腰を振っている。
膣をキューっと締め付ければ男性の男性器の形が浮かび上がった。
唇を離せば、気が緩んで一瞬腰を止めてしまう。
「ん?どうしたの?キスって‥‥‥」
「あたしを忘れないで、ほしいんです。あたしは、めい、です」
「‥‥俺は
「晴也くん?さん?」
「どっちでも」
「ありがとう、晴也‥‥」
「じゃ、イキたいから代わって」
「え」
「バックで」
こうしてあたしは晴也がイクまで突かれ続けました。
心はどうしても翔太郎から離れない。
でも、身体は正直、晴也が‥‥‥ね。