「猫かぁ。サーバルキャットコスのコがいたかな! あ、ライオンと虎なら今日出勤してるよ! 都合聞いてくる?」
「い、いえ! それは、その、慣れてからでいいです……」
顔を真っ赤にしている梅原さんはちらちらと私の胸元や太ももに視線をよこす。
うーん。遠慮されちゃうなぁ。
「菜乃ちゃん、だいじなこと説明忘れているよ?」
日坂さんが私の肩に腕を回した。
「えー……日坂さんに言われたくない……あ、ん……っ」
日坂さんは私の胸元に指をすぽっと入れてしまう。
谷間の間をぷにぷにと行き来されるとぷるぷる胸が揺れて恥ずかしい……。
「せ、先輩!」
梅原君が焦ったように身を乗り出すけど、その視線は私の身体に注がれていた。
「ここの女の子はみんな『動物』だから、飼育員である僕たちがいっぱい可愛がってあげようってシステムなんだ。直接撫でていいのは、服に覆われていないところのみ。つまり、菜乃ちゃんはこことかもオッケーなわけ」
日坂さんはひょいっと私を後ろから抱き上げ、
いわゆるM字開脚の体制で、クロッチ部分が丸見え。
服を着ていても恥ずかしい。
「あんっ! も、いきなり恥ずかしいよぉ……」
「恥ずかしいのが好きなのに?」
「ん……だってぇ……」
日坂さんは私の脚の付け根をゆっくりと指でなぞる。
その動作はしっかりといやらしく、恥ずかしい。
「どうだ梅原。むさくるしい職場だと、女の子とろくに触れ合えなくて飢えてるだろ?」
「ふ、ふれあえるって、まさかこういう意味だとは……」
目のやり場に困っている梅原君をよそに、日坂さんはいつものペースで私の首や耳の後ろを唇でなぞる。
「あぁ……くすぐったぁい……」
その優しい刺激に、思わず声が甘くなってしまう。
私のお尻の舌は日坂さんの硬くなりつつそれがあって……布越しにこすれる度に、お互いが焦らし合っている感じがするのがとても楽しい。
「ふふ……ね、梅原さんはどこを触りたい? ふともも? お腹? それとも……おっぱい?」
私はビキニからはみだしている胸をつうっと自らの指で撫でる。
触ってイイんだよ、と誘うと梅原さんはおそるおそる手を伸ばしてきた。
「えい!」
遠慮がちなその手を捉えて、私は胸下から梅原さんの指を胸で挟む。
ちょうど、パイズリみたいな構図になった。
「えへへーむにゅむにゅ攻撃ー! どぉ? 気持ちい?」
「う、わ……や、やわらか……っ!」
赤面はいつの間にか興奮の色で塗り替えられていて、私は嬉しくなってささくれた太い指を胸の谷間で弄ぶ。
「すごいサービスだろ? まぁそれ以上ができないってのが、ある意味拷問なんだけど……このエロい胸、めっちゃ揉みたくなるよなぁ」
「だーめ。服を着ている部分は『ふれあいタイム』のときにいっぱい遊ぼ?」
日坂さんの頭をよしよしとなでてあげると、日坂さんは嬉しそうに眼を細めて私の耳にむしゃぶりつく。
「んんっ! あ、息、吹きかけるの、きもちくなっちゃう……」
耳が弱い私はとろんと力が抜けてしまって、つい日坂さんに
梅原さんは膝をつくと、足の付け根に顔を近づけていた。
「『ふれあいタイム』って、なんですか?」
「んんっ、あはっ! そこもくすぐったい……あのね、服の上から玩具でいっぱい好きなことしていい時間だよ……。
もちろん痛いことはだめだけど」
梅原君は多分エッチなことを想像したみたいで、ごくりと喉を鳴らした。