口内を暴れるようにまさぐる舌……
もしかして、タケルの舌にばっかり気を取られてイかされたのが悔しかったのかな？
唇が擦り合わされる、恋人みたいなキスから、
角度を変えて仕掛けられるそれは、どんどん水音じゅぽじゅぽと嫌らしい音に変る。
そして、腹部に擦り付けられた鈴木君の隆起したそれがびくんびくんと脈打つ。
（あは……私のこと、欲しがってくれているんだ……）
大勢の異性から見られている羞恥と快感。
自分と言う肉体が今にも貪られようとしているスリル。
あの旦那との生活では、一縷も味わうことができない甘美な時間。
私は鈴木君のペニスに手を添えて、亀頭を優しく撫であげる。
――くちゅ……こちゅこちゅ
「ん……っ！ ふ……っ」
息を詰めた鈴木君がかわいくて、幹を少し強く擦り上げる。
とろ、と先端から透明な蜜が零れた時、
鈴木君のもっと可愛い反応が見たくて、私はそれを口に含んだ。
「んむ……ん、ちゅ、ぢゅうっ」
舌を思い切り伸ばして、根本から先端へ唾液をすりこむようにまぶす。
滑りをよくして、先端を口に含み、入りきらないところには両手を添えた。
そして、吸い付きながらゆっくりと動くと、
鈴木君のペニスはわかりやすくびくびくと反応する。
――ぢゅぽっぢゅぽっ！ ぢゅっぢゅぅううっ！
「うっ！ あぁっ！」
「いいなぁハルカちゃんのフェラ。気持ちよさそー。
でも、鈴木君、もうちょい頑張りなよ。手伝ってあげるからさ」
そういうとタケルは私の中に指を入れ、
私の動きに合わせてピストンする。
「んんっ！ んくっ！ それ、されたらっ！
できなくなっちゃうからぁっ！」
ナカで鉤づめのように曲げられた指は、こっこっこっと私の弱い箇所を押し上げる。
そこをされると、クリトリスがまたむずむずしちゃうような気持ち良さが蘇ってしまう。
いたずらに子宮口をこちゅこちゅと責められてしまうと、
男の人にしれは細い指をきゅんきゅんと締め付けてしまう。
「んむっ、ふぁっ」
それでも途中でやめられてしまう辛さを知っているから、
私はなんとか鈴木君のを咥えていたけれど、タケルがナカー
――いわゆるＧスポットをごりゅっ！っと押し上げたのと同時に再びクリトリスに舌を伸ばしてきた。
「あっ！ やぁんっ！」
舐められた瞬間、思わず口を放してしまった。
「あぁあんっ！ いや、いやぁああっ！ それはだめぇええっ」
内側からじわじわと温めるように刺激され、
既に快楽に酔いしれてまるまると充血していたクリはいつも以上に敏感だ。
それなのに、舌先でくりくりと先っぽを絡めあうようにくすぐられると
もどかしさのあまり膝から崩れ落ちそうになってしまう。
けれどもＳ気の強いタケルがそんなことを許してくれるわけもなく。
じゅるじゅるとナカのえっちな液を吸い上げたかと思うと、
そのままクリにも吸い付いてきた。
「ああああっ！ イクイクイクぅっ！」
――ぢゅぼぢゅぼっ！ ぢゅるるるっ！
浴室内に派手な水音を立てて、疼くクリを容赦なく責められた瞬間、
先ほどとは比べ物にならない快楽の波に飲まれてしまった。
「はぁ、はぁ……ああ、あぁん」
