マニアック

王様ゲーム

くにかずが王様だった。

「じゃあ、凛花ちゃんとシオヤがさっきの続きで、俺と園子ちゃんもさっきの続きで……どう?」

もはや王様ゲームのルールをなしていなかったが、そんなことは関係なかった。

全員はやく先ほどの続きをしたくて、仕方がなくなっていた。

「あっ、あっそれっ、イイッ……!」

シオヤに性器を指でかき回されて、その気持ちよさに凛花は身体をくねらせた。

興奮していたソコはすでにびしょびしょで、シオヤの指をぬるりと飲み込んでしまう。

「凛花ちゃんめちゃめちゃ興奮してんじゃんっ……!」

指2本でナカをかき回されて、ぐちゅぐちゅと水音が部屋に響く。

すぐ隣で他の4人も淫らな行為をしている今の状況に、凛花はたまらなく興奮していた。

くにかずはベッドに腰かけ、勃起したペニスを園子が舌で夢中になって愛撫している。

先端から溢れた透明な液体と唾液で肉棒はべたべたで、園子が頭を動かすたびにくにかずが低く呻く。

園子は先端からペニスを飲み込み頭を上下に振りたて、ぐっぷぐっぷと音を立ててペニスを刺激した。

先に始めていたきよみと伊織は既に二人とも衣服が脱ぎ捨てられ、身体を密着させて淫らに揺れている。

力強く反り返った伊織のペニスがきよみの奥を突き上げるたびに気持ちよさそうな喘ぎ声をあげてきよみが震え、脚を伊織の腰に巻き付けてもっともっととくねっていた。

「あっあっぁつあっ!」

シオヤに激しく指を動かされ、もう凛花は気持ちよさに動くことも出来なかった。

初めて会った男に身体を晒し、淫らな行為をしていることがたまらなく快感だった。

自分でクリトリスが掌に押し付けられるように腰を揺らし、乳首をこねる。

「エッロ……!」

その姿にシオヤがさらに興奮し、勃起したペニスを凛花の太ももにこすりつけた。

先端から透明な液体をこぼすペニスは熱く、太い。

はやくそれで激しく突かれたくて、たまらず凛花はペニスに手を伸ばした。

「ん?凛花ちゅんこれ、欲しいの?」

凛花の痴態をそう言って笑うシオヤだが、もう余裕がないのかペニスの先端を膣口に押し当ててくる。

ぬるぬるのソコはすでに口を開き、ペニスの先端に吸い付くようにしてヒクヒクと収縮していた。

「欲しいっ、ソレはやくっ……!」

凛花が自分で腰を押し付けペニスを飲み込もうとすると、シオヤの掌が凛花の腰を強くつかんだ。

次の瞬間、ズブズブと熱いペニスが挿入される。

「あぁんっ!」

内壁を力強くペニスで押し広げられ、気持ちいい箇所をゴリゴリと擦り上げられ、たまらない快感に凛花は恍惚こうこつとした。

奥まで入り込んだペニスの先端が腹の深くを擦り上げ、細かく振動を与えられると、ぞくぞくと背筋が戦慄いてとまらない。

凛花の反応を見ながらシオヤの腰が動き、子宮口をノックするようにしてピストンを繰り返されて、まるで快感の核を直接責められているかのように身体が快感に支配されてしまう。

腰が揺れるたびに愛液が溢れ出し、内壁がペニスをきゅうきゅうと締め付ける。

シオヤの指が乳首をつまみ上げ、同時に上下から性感帯を愛撫されて、凛花はあまりの快感に泣きそうになった。

子宮がたまらなく疼き、それに連動してクリトリスが勝手に収縮する。

「ひっ、イクっ、イクッ」

激しいピストンではなく、奥を軽く突かれているだけなのに、信じられない程に気持ちが良くて狂ってしまいそうだった。

「ん、イッていいよ」

指先で乳首をつまみ上げ、表面を優しく撫でられる。

トン、トン、と変わらないスピードで奥を突かれて、内壁が激しく収縮した。

「イッ、は!あ、あ、あ!」

全身に勝手に力が入り、汗がぶわりと溢れ出す。

きゅう、と膣が震えると同時に触れられていないクリトリスも震え、「ヒッ」と小さく悲鳴を上げながら、凛花は今までに感じたことのないような深い絶頂へと押し上げられた。

「イ、っ~~~っ!!!はっ、ひぃっ……!」

一瞬ではなく、身体中に広がって全身を包み込むような絶頂は生まれて初めてだった。

目の前がチカチカして、身体が宙に浮いているかのような気持ちになる。

息がうまくできなくて、ひっ、ひっと浅く呼吸を繰り返しながら、肉壁は狂おしいほどにペニスに吸い付いて震えている。

「あっ、だめっ、また動かしちゃっ、あっ!」

イッている最中だというのに、ペニスは再び動き出す。

それまでと同じように奥を優しく突き上げられて、その度にさらに深い絶頂へと身体が打ち上げられていくようだった。

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