ラブラブ

おうちデートで映画を見ながら

散々胸をもまれた後、ようやく、乳首がきゅっとつままれる。

「あ、ああんっ」

思わず声を上げたかすみに、喜一が耳に息をふきかけた。

「映画中は静かに、ね?」

きゅ、きゅ、と何度も乳首をつまみ上げられて、

ぞくぞくとした快感が身体中に流れてくる。

焦らされた乳首はすでにぴんととがっていて、

指にこねられてたまらないうず
きが背中を這いまわる。

お腹の中を優しく撫でられているような、

甘い快感への予感にかすみの息が浅くなる。

ぴんぴんと乳首を何度も弾かれて、

たまらずかすみは尻を喜一の下腹部へと擦りつけた。

それでも、喜一はその動きを無視して乳首を愛撫し続ける。

気持ちがいいのに、もどかしい。

ジンジンと熱くなった足の間から

とろりと愛液がこぼれるのをかすみは感じた。

どっどっと下腹部が脈を打ち、

はやくもっと触れられたいと叫んでいるようだ。

「あ、ぁあ……んっ、きい、ちぃっ……」

胸だけの刺激に、かすみの身体が身もだえる。

硬くなったペニスが足の間に当たるように腰をくねらせると、

喜一がくすりと笑った。

「どうしたの?」

「触って、ほしいっ……!」

「ん、どこを?」

「こ、ここっ……」

乳首をつまんでいた喜一の手を掴み、スウェットから引っ張り出す。

そのまま下に下げ、ズボンの中に手を導くと、喜一の指が足の間をするりとなぞった。

「はぅっ!んん」

そこはすでにびっしょりと濡れ、下着が割れ目にそって張り付いていた。

そこを指先でつつ、となぞられて、欲しかった刺激にかすみの身体がびくりと震える。

焦らされて敏感になった性器はすでに小さく口を開き、

触れられてもいないのにクリトリスが勃起していた。

「映画、ちゃんと見るんだよ?」

「みるっ、ちゃんと、見るからっ、ふうぅっ!」

かり、かり、とクリトリスを下着の上からひっかかれて、

甘い快感が這い上がってくる。

神経がソコに集中し、

ほんのわずかな動きにも敏感に反応しては愛液が溢れ出した。

もう片方の手はかすみの乳首をこね、

上と下の両方からの刺激にかすみの身体がびくびくと震える。

「あぁ、は、んんっ……あ、あっ」

映画を見ていても、話の内容なんてちっとも頭に入ってこない。

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