レストランを出ると、彼はギュッと手をつないで私に向き直った。
「改めて自己紹介させてください。私の名前は、
今夜だけは淳一郎と呼んでください」
「淳一郎さん・・・」
そして、ホテルのロビーに行くと、彼は宿泊の手続きを済ませ、また深く手を繋ぎ直して
部屋に向かった。
部屋に入るとすぐに、彼はきつく抱き締め唇を重ねてきた。
こうなるとわかっていた私ではあったが、やはり、貪欲に求められると少し躊躇う気持ち
も湧いてくる。
しかし、彼の貪欲な手で胸を揉まれ、キスを重ねると、だんだん私も性欲の海に沈み込ん
でいった。
「あ・・・ん・・・っ」
ベッドに行く間も惜しいかのように、彼は私を求めた。
ブラウスを脱がされ、ブラの隙間から彼の興奮した指先が、胸の尖りを摘まんでコリコリ
と捏ねる。
これまでの人生でここまで求められたことのなかった私は、その感覚に狼狽したが、彼は
己の欲求を素直にぶつけてくる。
どう対応したらいいのか・・・。
一瞬悩んだが、彼の指先に翻弄されたまま、私はただただ喘ぐことしかできなかった。
やがて、彼の手は私のお腹を滑り落ち、割れ目に沿って這い回り、サネを押し潰すかの
ように暴れまわった。
立っていることさえできず、私はへなへなとその場に崩れ落ちそうになったが、
彼は優しく私を抱き締め、ベッドへ連れて行った。
「あっ、ぁあ・・・っ」
彼はベッドで残り少ない私の服を全て剥ぎ取り、胸の尖りを音を立てて吸い上げてきた。
その快感に私は何度も何度も喘いだ。
唾液で濡れた尖りは、指先で
彼は最初に私を求めた時とは違い、しっかりと私の全身を愛撫してくれていた。
耳やうなじにキスの雨を降らせ、同じ場所を舌が這うと、その動きに合わせて私の体は、
ビクンとしながら仰け反って反応してしまう。
「んっ、ぁあ・・・っ」
優しさと欲望が入り交じった愛撫は、私の心を淫らに変貌させていき、体は熱を帯びて
彼を欲していた。
「ああっ、あっ、あっ・・・」
彼のいやらしい指が秘部をなぞり、的確にサネを摘まんで弄られると、自分でも引いて
しまうほど甘い声が漏れた。
「あっ、そ・・・、そこっ、だめっ・・・」
その言葉を聞くと、彼はより一層サネを責め、私はもうそれだけで何度も高みに達して
しまったのです。
彼はそこから間髪を入れずに私に覆い被さると、陰茎を挿入し、ゆっくりと奥へ進み
ながら私の
「ぁあああっ、ぁあああ・・・っ」
私は思わず大きく喘いだ。
これ以上ないほど硬く膨らみきった彼の陰茎をしっかりと受け止める。
あまりの快感に体が弓なりに反り返ってゆく。