マニアック

私に最愛の影を見る風俗通いの男

彼のキスは甘く、そして、強く口内を嬲って歯列をなぞり、何度も舌を絡めては、私の唇
を貪っくる。

私は体が熱くなるのを感じ、彼の首に自ら腕を絡めた。

彼の指先がまたいやらしく私の体を這い回り始める。

執拗に乳首を責め上げると、摘まんではギュッと押し潰したり、捏ねたりを繰り返した。

「・・・っ、あ・・・っ、んっ・・・」

乳首を責められるたびに、自分の中の女を感じ、心の中で陰茎を挿入してもらいたい
という気持ちが大きくなっていった。

「ああっ・・・、ぁあっ、あんっ・・・」

左右の乳首を交互に吸われ、自分でも驚くほどの甘い声を漏らし、その声がさらに私の
欲望をあおり立てる。

彼はしばらく愛撫を楽しむと、私の股間から零れ落ちる蜜を陰茎に塗り込めると、入り口
にその大きなものをあてがって腰を進めた。

ズルリと挿入された陰茎は、やはりたくましく私を貫いていき、最奥を目指してどんどん
進んでくる。

「んああぁっ・・・、ぁああああっ・・・」

最奥まで到着すると、彼は腰をゆっくりと動かし、まるで私の中を味わっているような
腰の動きとなり、時折、律動を止めてはまた入れ直す。

自分がこうもいやらしく求められる人間であっただろうかと考えるほど、彼に早く突いて
ほしかった。

「淳一郎さん・・・」

私が彼を求めて手を伸ばすと、彼は私の手を繋いでキスをし、そこから一気に大きく腰を
グラインドさせ、私を突き上げた。

「あっ、あっ、あ、あっ、ぁあっ」

私は彼の突き上げに翻弄され、奥まで差し込まれた彼自身の勢いに追い込まれてしまい、
あっという間に私は高ぶってゆく。

「あああっ・・・、ぁあっ、あああっ・・・」

浅く深く私を追い込む彼自身は、私の中でさらにたくましくなり、私の理性さえ軽く吹き
飛ばすほどの勢いだった。

私はその日、何度イカされたのかわからなかったほど、彼に抱かれ、昇り詰めては快感を
享受きょうじゅし、何度も体を仰向けに仰け反らせたのです。

 

その思い出の日以降、彼は店にピタリと現れなくなった。

彼なりのけじめの付け方だったのだろうか・・・。

お得意様がいなくなって収入が減ったことは、ちょっぴり残念だけど、いずれにせよ、
2人ともこれで良かったんだと考えることにした。

きっと、彼の思い出の一部になれただろうと思うと、体を許したことへの後悔はない。

あの日のことは、私も思い出として胸に残しておくことにしました。

ただ・・・、おそらく、私はこれからは、あそこまで貪欲に男性に求められることは
もうないだろう。

そう思うと、少し寂しい気もしてくる。

その後、私はある程度の貯金ができると、風俗のお仕事を辞める決意をする。

お金のために働き、高収入を得られるとはいえ、いつまでも知らない男相手に、自分の体
を売り続けることは、精神的にも肉体的にもきつい。

私だって恋はしたいし、いつかは結婚もしたい。

そんな願いも風俗嬢でいては、なかなか叶えることも難しいだろう。

そう思って風俗のお仕事を辞めて、元の食品工場に戻り、派遣社員としてまた働き始めた
のだが・・・、人生そう上手くはいかなかった。

 

風俗のお仕事を辞めて新たな人生をスタートさせるつもりだったが、一度体に染み付いて
しまった金銭感覚は元には戻らなかったのです。

たくさん貯めた貯金も風俗嬢の時と同じ生活レベルでお金を使い続け、高額なブランド品
などを買いまくっていたので、すぐに貯金は底を突くことに。

その生活レベルを落とすことができす、結局、私はまた簡単にお金が手に入る風俗嬢へと
逆戻りしてしまいました。

淳一郎さんは今どうしているのだろうか。

新しい彼女さんを作って、結婚しているだろうか。

それとも、私に似た風俗嬢を求めて、また別の風俗店に通い詰めてはいないだろうか。

そんなことを思い浮かべながら、私は今日も、ひらひらの赤いドレスを着て、私を指名
してやって来るお客さんを待っている。

- FIN -

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