「っひ、ひぃ……」
喘ぐように喉を震わせ、絶頂の余韻をやり過ごそうとする。
涙と鼻水で紗季のきれいな顔はぐちゃぐちゃになっていた。
「おいおい、お嬢さま。イくときは言えっていったよな?ざーんねんでした、お仕置き決定」
「い、いやぁッ!!動画を公開するのはやめて、やめてください!」
紗季は声を枯らして叫び、壁の向こう側に入る男に哀願した。
「え?ああ、さっきの本気にしたの?やだなぁ、今すぐ動画あげたりする訳ないじゃん。警察が来たら俺ら捕まっちゃうじゃん。安心しなって、後でちゃんと裏サイトに上げとくから」
「や、やめて……お願い……お願いします……っ」
紗季は絶望しそうになりながらも、きっとどこかにあるはずの彼らの善意や良心を信じて、必死に懇願した。
しかし――。
「はいはい、そういうのどうでもいいからさ。とりあえずお仕置きね」
「な、なにするの、やだ、やだぁ……」
いくつもの手が紗季の尻を掴んだかと思うと、何本もの指が殺到するように菊門へ群がった。
ぬぽぉ、と何本もの指が侵入し、ばらばらに
「……ッッ!?いやぁっ!お尻っ……お尻いやぁぁっ」
「おおっ!こいつケツいじられた途端、前の穴がきゅうきゅう締まったぞ!」
身を捩って嫌がる紗季に構うことなく、彼女を犯している男が腰をグラインドさせる。
子宮口をぐにぐにと押しつぶされ、紗季はつま先から胸元までをピーンと仰け反らせて叫び声を上げた。
「おっし、ピストン、ピストン〜」
男はふざけた口調でそう言って、紗季に腰を打ち付け始めた。
勢いよく子宮口を突き上げ、押し入れては引きずり出し、何度も何度も最奥をノックする。
ノックされるたびに、涙にまみれた短い
「い゛っ!いぎッ!ごッ……ごわ、れ゛、んを゛ッ!!」
「お嬢さま、またイきそうなんだろ?電動歯ブラシでクリ苛められながら、前の穴ズコズコ犯されて、ケツ穴みんなに遊ばれてイく姿、ちゃんと撮影しといてやるからな」
あははは、と何人もの男の笑い声が聞こえて、紗季の顔に絶望が広がっていく。
「やっべ、もう出そう。中出しされながらイくって叫ばせたくない?」
「AVかよ、ウケる。でも面白そうじゃん。おい、クリの皮剥いて振動MAXにしてみようぜ」
「OK」
電動歯ブラシを持っている男が、紗季のクリトリスに指を当てて、器用に甘皮をむく。
無防備になった快楽神経の固まりに、機械の振動が叩き込まれた。
「ッあ、あああああッ!?!?やべでぇッ!!」
強すぎる刺激に、腰が壊れたように揺れる。
しょろろろ……と生暖かい液体が太腿を伝っていった。
「あ……ぉ……」
頭のどこかで漏らしてしまったと理解した瞬間、紗季の理性は音を立てて千切れてしまった。
「おい、コイツ漏らしてるぞ!とんだお嬢様だな!」
「ハハッ!面白いなぁ。もっと気持ちよくしてやろうぜ。お前ら指抜けよ。俺がケツ穴犯してやる」
「二穴攻めってやつ?リアルで見んの初めてだわ〜」
男は紗季の真っ白なお尻を両手で鷲掴みにすると、勃起したペニスをグッと挿し込んでいく。
うなだれていた彼女は、薄い肉壁を挟んで前後の穴を犯されて、気が狂ったように絶叫した。