性欲の塊なんだから

あまりにも快感すぎで腰を振れるか心配になるが、

そんなのただの考えすぎで、

あたしは思いっきり跳ねる。

「ぁ、む、くさ……ん…………」

「は、ぁは、ぁ、気持ちいいね」

「も。っと？」

「俺も負けてられないな」

そういえば、あたしの腰を平らなベッドを揺らして突き上げられた。

「ああぁあぁぁ！」

「わ、ばか、シー！」

「ごめ。だって…………」

「だって？」

「ん？いや、その…………」

「もしかして別れてからしてなかったん？久しぶり？？」

「………うん」

「可愛いね。ここの看護師さんたちには萌恵が可愛いこと広めといたから」

「な！よけいなことを………」

「よけい？そんなこと言ってたら…………こうだよ？」

するとものすごいいきおいで挿入される。

あまりの快感にあたしは夢久さんのお腹に手をついて、

下から突き上げられる振動に耐えるほかなかった。

もう、身体の相性も性格も本当に一致してるから、ハマる。

夢久さん以外なんて考えられない。

大好きだよ。夢久さん。

好き。

「っ…でそうだから、降りて」

「やだ」

「え？」

「赤ちゃんほしい」

「なに言って…………」

聴く耳持たずなあたしになって、上でさらに跳ねて、

夢久さんが絶頂できるように動いた。

「やばい、ほんと出るから、萌恵」

「は、ぁあ、ん、あ」

「あっ………出る出る…………っっ」

「んぁ！！！」

あたしは膣の中で夢久さんを感じた。

ゴムなしだから初めての生挿入で

、ペニスがいかに筋肉でできているかがうかがえた。

そしてごつごつとしていて、精液出すときはびゅって感じだった。

ほんと性欲の塊なんだから。

これから先、二人で生きよう。

もう離さない。

夢久さんとあたしの命がある限り、

二度と離れないし、離さないから。

ね、夢久さん。