………
………
………
「やばいよ‥‥‥やばいって‥‥‥」
あたしは今シャワーを浴びている。
しかも、ラブホで。
ドキドキと高鳴る鼓動を抑えてあたしは池田さんに、
次シャワーいいですよーって伝えにいくんだ。
けど、部屋に戻ると池田さんはベッドで眠っていた。
「‥‥‥かわいい」
眠っているなら、とあたしは笑顔で池田さんの頬にキスをした。
すると思いっきり腕を池田さんにつかまれてベッドにダイブする。
「!!??」
「こら。あんまりそういうかわいいことしてれば襲われるぞ」
「いいいいい、今‥‥‥」
聞き返せばあたしに噛みつくように少し荒くキスをしてきた。
ぐちゅ、と唾液を含ませた池田さんの舌が、あたしの舌をとらえる。
ぬるっと執拗に何度も何度も絡められれば、あたしの息は上がっていた。
「っ‥‥‥ふ‥‥、ん」
呼吸をしようともがけばもがくほど身体を抱き寄せられる。
そして完璧に組み敷かれれば、太ももに硬いモノが当たる。
これは‥‥‥初体験のパターンか!!
あたしここで‥‥‥しかも大好きな池田さんと‥‥‥
いやーーん!!
「‥‥‥いいのか?」
優しいまなざしであたしの顔を見てくる池田さん。
あたしは‥‥‥何も口にせずにただ、キスをした。
それが合意の合図として。
すると池田さんはあたしの首筋に舌を
わせる。
少しだけ舌先が跳ね上がればいやらしくあたしの心は揺れる。
徐々に下がっていて、鎖骨をなぞり始めた。
鳥肌が立ってジン、と身体が暖かくなる。
やがて舌はあたしの胸をとらえた。
くるくると乳輪をなぞられて、あたしは声を張り上げた。