恋のはじまり

19歳の白雪姫

「っぁあ‥‥」

力ない抵抗すれば、逆に盛り上がる。

するっと池田さんの空いている手が、胸の下をとらえた。

やんわりと揉まれる。

けど、してほしいところが妙に避けられていて、いじらしい。

思わず腰をひねってしまった。

 

「朝比奈‥‥‥どうした?」

「ぃや、なんか‥‥‥」

「こうされたかったのか?」

そうハッキリ言って池田さんは指の腹で乳首をぐにっとひねった。

その瞬間に目の前がはじけそうになる。

「あんぁっ!!」

「これ‥‥‥気持ちいいみたいだな」

そのまま指では押され、舌では的確に気持ちがいいところの乳首を甘噛みする。

ぶるぶると身震いをしていると、指が一気にあたしのあそこに入った。

「ふ、ぁあぁ!」

初めてなのに痛くない。

 

他の友達から聞くのは痛い事ばっか。

けどまったく痛くない。

これは‥‥‥池田さんがあたしに気を遣ってくれているから?
………

………

「すげー濡れてる‥‥もしかして興奮した?初めてなのに?」

「ぇ、なんで知って‥‥‥」

「安藤から聞いた。今回は偶然だったけど、俺はずっとお前のそばにいたいって思ってた」

「池田さん‥‥‥」

「だから、最初は‥というかお前は俺のモノだってしたい。言わせてほしい」

そんな、もちろんですよ池田さん。

あたしずっと池田さんが‥‥。

必死にうなずくしかないあたし。

感動して涙目になっていれば、池田さんは上半身を起こしてゴムをつけている。

 

これから‥‥‥初体験‥‥‥

しかも大好きな人と‥‥‥

これ以上幸せなことってある!!??

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