「っぁあ‥‥」
力ない抵抗すれば、逆に盛り上がる。
するっと池田さんの空いている手が、胸の下をとらえた。
やんわりと揉まれる。
けど、してほしいところが妙に避けられていて、いじらしい。
思わず腰をひねってしまった。
「朝比奈‥‥‥どうした?」
「ぃや、なんか‥‥‥」
「こうされたかったのか?」
そうハッキリ言って池田さんは指の腹で乳首をぐにっとひねった。
その瞬間に目の前がはじけそうになる。
「あんぁっ!!」
「これ‥‥‥気持ちいいみたいだな」
そのまま指では押され、舌では的確に気持ちがいいところの乳首を甘噛みする。
ぶるぶると身震いをしていると、指が一気にあたしのあそこに入った。
「ふ、ぁあぁ!」
初めてなのに痛くない。
他の友達から聞くのは痛い事ばっか。
けどまったく痛くない。
これは‥‥‥池田さんがあたしに気を遣ってくれているから?
………
………
「すげー濡れてる‥‥もしかして興奮した?初めてなのに?」
「ぇ、なんで知って‥‥‥」
「安藤から聞いた。今回は偶然だったけど、俺はずっとお前のそばにいたいって思ってた」
「池田さん‥‥‥」
「だから、最初は‥というかお前は俺のモノだってしたい。言わせてほしい」
そんな、もちろんですよ池田さん。
あたしずっと池田さんが‥‥。
必死にうなずくしかないあたし。
感動して涙目になっていれば、池田さんは上半身を起こしてゴムをつけている。
これから‥‥‥初体験‥‥‥
しかも大好きな人と‥‥‥
これ以上幸せなことってある!!??