相変わらずぶぃぃぃんと音を発して動く下着と、耳元で聞こえる桐生さんの低音ボイスにあたしはおぼれたくなる。
「桐生さん…あたし変なんです。少し休みます…」
「じゃ、一緒に休もうか」
「?はい」
「こっち来て」
言われるがままに桐生さんはみんなとは違う方向に一緒に歩いている。
2分後にたどり着いたのは大きな岩だらけの場所。
みんなの様子も見えるけど人気がない。
気を遣ってくれたのかなぁ。
「桐生さん、ありがとう」
「お礼ならこっちでしてもらおうかな」
満面の笑みの桐生さん。
不思議そうにあたしは桐生さんを見つめた。
「こっち?」
「今少し熱いんだろ?」
「!なんで…そうです」
「けど気持ちいいんだろ?」
「はい」
「ならもっと気持ちよくしてやるよ。高校入学祝いに」
そういうと桐生さんはあたしの手を引き膝立ちにさせる。
そしていきおいよくキスされた。
驚いた桐生さんの行動に、あたしはただただ飲み込まれていくだけだった。
くちゅ、と唾液の水音が耳に聞こえてくるとなんだかのぼせそうなくらいクラクラした。
「っは…」
唇が離れる頃にはあたしの息はあがってしまっている。
「とろんとした表情、色っぽいな。さすがあの兄しての妹だ」
「??」
「わかんなくてもいーよ。今、楽にしてやるからな」
すると水着越しに桐生さんの手はあたしの胸にたどり着く。
親指の腹で乳首をこねられると、なんとも言えない快感が押し寄せた。
「ぁ、は、んぁ」
「気持ちいいか?」
「あ、んぁ、いぃ…」
「じゃぁこれは?」
右胸は指で、左胸は桐生さんの舌で刺激される。
気持ちいい…なにこれ…。
「はぁ、ん」
徐々に刺激が強くなってくる。
すぅっと乳首を吸われると同時に、股の隙間へ桐生さんのごつくて太い人差し指が入ってきた。