直接触られたらどうなっちゃうのだろう?そんな風に思っている間に、海里はもう香のブラジャーを外してしまっていた。
「綺麗だね、香ちゃんのおっぱい」
そう言って海里はゆっくりと、包み込むように香の乳房を揉んだ。
香は揉まれながら、恥ずかしさの為にひどく顔を赤らめて、口元を手で隠した。
しかし海里はそんな事に拘泥する事なく、乳首を舐めた。
「ああぁんっ!」
唾液で濡れた舌が、勃起した香の乳首をこね繰回す。
今まで感じた事のないような快感が小さな乳首を襲う。
抑えようとしても、声が、漏れてしまう。
彼の舌が、段々と下へ下へ滑って行く。
胸から腹の上を淫靡な赤いカタツムリがのっそりと移動して行く。
ズボンとパンティーを一緒に脱がされて、香はあっという間に全裸になってしまった。
「ちょっと、恥ずかしい」
「大丈夫だよ、ほら、もうこんなに濡れてるよ」
「もう、そんな事言わないで」
香は両足を閉じてしまった。
「大丈夫だって、すごく綺麗だよ」
海里は香の両足を左右に開いた。
海里の舌が、香の濡れた桃の表面を舐めると、思わず体をくねらせてしまった。
体の底から甘美な声が、僅かに口から溢れる。
彼は完全に自分の顔を香の桃に埋めていた。
彼に見られている恥ずかしさと彼の舌の気持ち良さが、いい具合に調和していた。
「香ちゃん、気持ち良い?」
「うん、気持ち良い」
「どう?俺?」
「ん?」
「今の俺、どう?」
何を聞いてるのさ、この人は。
「かっこいいよ」
顔を赤らめながら、香は吃りつつそう言った。
海里はそれに満足したらしい。
彼は優しく微笑むと、頬を仄かに赤く染めている香にキスをした。
「ほんとに可愛いよ」
「だからもうっ!」
二人はまたキスをしてから、海里は素早く服を脱いでしまって、彼が下になった。
香は彼の両足の間に膝を付いて座り、パンツを剥ぎ取った。
黒みがかった大蛇が腹を上にして、彼の下腹に寝ていた。
香はそれを持ち上げると、口に入れた。
「あぁ、気持ち良い」
香は慣れないながらも、一所懸命に彼の大蛇を吸い、舌で舐め回してみた。
彼の喉から獣の吐息のような声が出た。
香は上目遣いで彼の嬉しそうな表情の緩みを見て、嬉しくなった。
「あー、もうイキそう。もう挿れよう、香ちゃん」
香は頷いた。