くちゅ、と水音を響かせてキスをしていれば、
いつの間にか亮太さんの手は服の中に入ってくる。
まさぐってブラジャーを上にずらされればぶるんと胸が出てきて、
服も脱がされて亮太さんはあたしの胸に吸い付く。
感じていれば、亮太さんは唇を離してあたしに質問をする。
「どんな風がいい?舐められるの?それとも転がされたい?」
「え!?」
「どっちもね」
応える間もなく、ねっとりと舌先で乳輪をなぞられた。
「ぁ、ん!」
じれったくて仕方がない。
延々とくるくるなぞられているとおかしくなりそうだった。
感じていれば、亮太さんはくすっと笑う。
「りょ、たさん…………?」
「可愛いね千鶴。俺だけのものにしたいな」
「ほんとですか………」
「うん」
「だってあたしは愚痴ばっかだし、何もないし……亮太さんならもっといい人が………」
「千鶴がいい。」
そういうと、ニコッと笑ってパンツに手を入れて、
すぐさまクリトリスに触れられた。
「っあぁ!!」
「シー」
「ぁ、ぁ、だ、め」
「気持ちいい?すごく表情が豊かだからすぐにわかる。これ?これがいいの?」
ずっとクリトリスを撫でられればすぐにでもイキそうだった。
しかもチロチロと乳首を舐められて、さらに気持ちよくなる。
「も、ぁ、だ、めで………す」
「イっていいよ。声は控えてね」
「んぁ、はっ……あっ、いっん…………っ!!!」
あたしは初めてイッた。
初体験ではないけど、挿入なしでイッたことは初めてだった。