「なにさ!あたしが処女で何が悪いの!!??」
こどものように泣くあたしはみっともない。
幻滅されたくないのに。
春太くんは、そういうあたしを想像していたのに‥‥‥
言ってしまったぁーーーー!!!
………
………
「空子さん」
「なに」
「拗ねないでください。俺の気持ちわかりますか?」
気持ち?
「やり手な魅力ある大人の女性とセックスできる」
「ははっ。俺ってそんなイメージですか?」
笑った顔がかわいい。
あーもー春太くん、素敵すぎる‥‥‥。
「俺嬉しいです。空子さんの初めての男になれるなら。」
「へ?」
「やり手?魅力ある?大人?」
なんだか雲行きが怪しいぞ。春太くん?
「やばいな、そそられる。だって空子さんを俺に染めたいから」
「!!」
そういうとすぐに胸の先端に甘噛みをされた。
………
………
ピリッとした一瞬の痛みと、
いじられている方の刺激が相俟って快楽を与えられた。
くちゅ、ぴちゃ、と激しく水音を響かせれば
あたしは一人エッチの快楽よりもはるかに上回る気持ち良さで、
理性がどこかにいってしまいそうになる。
そして春太くんのひざがあたしの股を刺激する。
グリグリとねじられれば、
どんどんあたしは性欲に貪欲な自分を見せてしまいそうになった。
「ぁ、っそこ‥‥‥」
「いやらしいな」
つい、言ってしまう。
ひとりでしている時も、誰かと‥‥‥
春太くんとしている時も、感じる。