恋のはじまり

高嶺の花

茶を入れていれば、柊木が腰回りに腕を通してきた。

「こぼれるだろが!」

「原田。好きだよ‥‥‥」

「は?」

「あの日からずっと俺は原田を‥いつか話ができる日が来るようにって温人を見張ってた」

「‥‥‥見守っていたと言え」

「はは。だから、後ろ指刺されて生活していることも、なんでも知ってる」

「それとそれは」

「別じゃない。俺‥本気で好きになったんだ。お願いだから、そばにいさせてくれ‥‥‥」

「俺は‥‥‥愛される子なんかなぁ」

「え?」

「母さんが言ってた。俺は愛される子だから、大丈夫。一人じゃないって」

 

俺はゆっくりと柊木の腕をほどいて向き合う。

目が泳いでいた柊木は、俺に何か言いたそうだ。

けどわかってる。

「俺も好きだよ」

気が付けば俺は、柊木を押し倒していた。

上から押さえつけるようなキスをすれば、舌を使ってぐちゅぐちゅといやらしい音を響かせる。

口の端からこぼれる柊木の呼吸が暖かい。

手はこいつの胸に忍ばせては撫でた。

「っ‥‥‥」

かすかに乳首にあたれば、よがってる。

唇を離して顔を見て、俺はさらに舌で首筋をなぞりながらクルクルと刺激しながら求めた。

 

「は、らだ‥‥‥ぁっ」

その声を聞けば狂いたくなるほど泣きそうだった。

着ていたTシャツを捲り上げて、乳輪を指でなぞったりしている。

「ぅあ‥、」

反対の乳首を口に入れてはコロコロと転がす。

それだけで柊木の股間は膨れ上がっていた。

無論、俺もだ。

呼吸が荒くなって、汗もどんどんかいて、柊木を求める。

ベルトを緩めてパンツに手を伸ばした。

パンツが勃起したベニスと触れられる尖端箇所せんたんかしょが濡れている。

俺はじらすために、パンツごとしごいてみた。
………

………
「ぁあん!原田ぁ‥‥‥それ、だめ、だから、待って‥‥‥」

そう言ってイキそうなことを察した俺は、次に乳首をカリッと数回爪で刺激すれば、

柊木のペニスは異常なまで膨れ上がって、我慢汁が出てきている。

激しくシコシコとしながら乳首の刺激。

さらには舌で鎖骨を舐めていれば、腰がふっと浮いて、パンツの中で激しく射精した。

 

「ぁ、は、ぁあ、っ」

「気持ち良かったか?」

「原田、なんで俺。ばっかり‥‥‥」

「ちょっとしたお礼だ」

笑顔でそう言えば、次にみぞおちから下へ下へと舌を滑らせる。

ズボンをしっかりと脱がせてからは、太ももへ優しいタッチでこいつを刺激する。

「ぁ!」

そして口に柊木のペニスを口に含んだ。

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