臭いがキツ過ぎて、麻友は時々吐きそうになった。
しかし何とかえずくのを我慢して、又なるべく父の怒りを買わぬように、丁寧にペニスを口で扱いた。
父の汚いペニスは直ぐに固くなった。
ジャングルのように繁茂した陰毛が、とても邪魔だった。
ホントに臭い。
マジで臭い。
麻友の涙の要因の主は、この異常な臭いであった。
父は”あの日”から随分と変わってしまった。
あれ以来、まともにお風呂に入らず、まともな食事もせず、毎日毎日酒ばかり呷っていた。
初めの一二年はまだ良かった。
しかし父があんなになってから二年後の夏、それまでも何とか父の自暴自棄に耐えて、娘を守っていた母も体を崩して入院し、とうとう秋頃に死んでしまった。
それからだった。
父は麻友の口からペニスを引き抜いた。
そして麻友の体を”裏返し”にして四つん這いにすると、スカートを捲り、パンツを剥ぎ取った。
ペニスの先が膣口にあてがわれる。
麻友は直ぐに後ろを振り向いて、父の手を抑えた。
「待って!ゴムはして!お願い!」
「うるせぇな!大丈夫だよ、ちゃんと外に出すから」
「イヤだ!駄目だって!!!」
父は又殴った。
麻友は又泣いた。
悔しかった。
自分の父に無理矢理犯されて、それから逃げる事も出来ず、毎日が地獄で…。
ペニスはまだ濡れていない、乾いた膣を遠慮なく押し広げて中に入って来た。
「あぁ…んん、うっ、よいしょ」
父は腰を動かした。
乾いた膣の中を太いペニスが、まるで抉るように動かされる。
それは瞼の裏を素手でグリグリと擦られるようだった。
ヒリヒリと痛みが走る。
父の目的が何なのか、全くわからなかった。
快感を得ようとしているのではない、自分の娘を痛めつけたいだけなのではないか?
父は麻友の痛がる顔を見たがった。
この時も、父は後ろから麻友の顔を自分の方に向けさせて、それを見ながら腰を振っていた。
そして父は麻友の尻を何度も引っ叩いた。
麻友の目はひどく赤くなっていて、頬に涙の跡があった。
不図、父は麻友の上半身を立たせて、胸を鷲掴みし、後ろからキスをしながら、腰を突き上げた。
腰の動く範囲は小さくなったが、それでもペニスは尚も麻友の膣を犯した。
父はペニスを引き抜いて麻友から離れた。
そして麻友の体を再び仰向けにすると、今度は正常位でペニスを入れた。
麻友は父の顔が見たくなくて、顔を反らせていたが、それでも父の目が妙に光っていたのがわかった。