「ぁっ」
「……いやらしー声」
「うっさい!」
「あんま大声出すなよ」
「!!」
スッと杉本の手は下がっていき、パンツにたどり着いた。
中に手を入れられ、膣部分をまさぐる。
なかなかに濡れているおかげか、杉本の指はすんなりと受け入れた。
でも怖い。
だってこんなことしたことない。
「………三浦」
「っは……す、ぎもと…………あたし………」
「ごめん抑えらんねー。怖いなら俺の背中に怖いのぶつけろ」
もぞもぞとどこから持ってきたのかコンドームをつけて、
あたしの膣に入ってきた。
怖いけど、受け入れたくって、
「中………あったかい」
「んぁ、あ。はぁ……ん」
「いやらしい。動くぞ」
「うん」
それからはゆっくりと数回奥を突かれた。
それが快感につながって、初めてだったのに、こんなに気持ちがいいんだなぁ。
漫画とか友達とかの話だと、最初は痛くて当然って言ってたけど、
これって相性いいからかな?
なんて都合のいいように考える。
その考えている間に杉本はどんどんスピードアップしていた。
「は、っは、あ、」
「ぃあ……、ぁ、い、いいっ………」
「気持ちいいか?三浦………」
「ぅ、ん。ほんと……なんか………いっちゃ…………うよぉ」
「一緒にいこ」
「うん、いく…………」
あたしたちは声を押し殺して、ほぼほぼ同時に達したのだった。
それからは杉本の腕枕で、その日は寄り添いながら一晩を過ごした。
翌日、杉本はお父さんにかなり怒られていた。
内容は…………ね、
想像におまかせします。
- FIN -