「俺、いつからかゆなが女にしか見えなかった。怖くて、札幌に逃げたんだ」
「そんな・・」
「好きだよゆな」
優しいこの声は初めて聴く悠奈。
涙流しながら悠奈は夢見ていたあの頃に戻った気分だ。
「私も久保田良太さんが好きです」
えへへ、と笑っているとまた抱きしめられた。
そしてその手は徐々に背中をまさぐり、ブラのホックを外される。
「お兄ちゃん!?」
「しー」
そう言って抱きしめあいながら若干移動。
すぐそばにある公園の、滑り台の穴の中にすっぽりと入った。
悠奈のことを良太は自分の体で覆い隠した。
そのうえで首筋を舐める。
すると悠奈はビクンと大きくはねた。
背筋に電流が走った感じが悠奈をまとった。
「ずっと、抱きしめたかったから、幸せだ」
「私もだよ」
「逃げるも功を制すな」
「ふふっ」
笑っていると畳んだひざの上に良太の膨れ上がった性器が固くなりあたった。
「!?///」
「あーもうだめ。ゆな、大好き」
くちゅくちゅ、といやらしい音を立ててキスをする。
「んん、むぅ、は、・・・」
「っあ、ゆなのその声、そそられる。ゆな、俺の名前だけ呼んで」
「りょ、た・・・」
「もっかい」
「良太、好き・・・」
それを聞くと良太は服をまくり上げてピンク色に主張している胸の突起をぺろっと舐める。
すると悠奈はたまらなくなってくる。
わざと執拗にではなくて軽くぺろぺろする。
それがあまりにも気持ちよくて「もっと」とつぶやかせる。
なにかの波が来そうになると、良太はピタッと行為をとめた。
「俺のこれ・・・さすって」
「んう、うん」
「っああ、きもちい・・」
「良太、私もだよ」
そして次からは舌全部で上から下に、下からはじくように優しくいじり倒す。
悠奈はまた波が来る。
目をつぶって良太が自分を気持ちよくさせてくれていると思うと、これ以上に幸せなものはない。
次に良太が攻めたのは下半身。
ズボンの中に手を入れて、クリトリスがある部分を何度も何度もさする。
「ぅあ・・あ、ああ、んっ」
「そそられる」
そして指を一本、ねじこませてみると背中を曲げるくらい気持ちよくなっている悠奈。
そのまま出し入れされるともう達しそうになる。
「まだだよ」
またピタッと止める。