亀田さんは少しだけ真面目な顔になっている。
でも、あたしがここに入社した理由は不純すぎる。
だからあまり口にしたくはない。
「‥‥‥」
「恋愛の延長だと思ってるなら早く辞めろ」
「(そう‥‥‥だよね)」
「けど」
亀田さんは続けた。
「もしも頑張るなら協力はする。このまま元カレにやられっぱなしじゃいやだろ」
なんで‥‥‥この人は‥‥‥
もう‥‥‥。
「はいっ!頑張ります!!」
あたしはなんだか泣けてきた。
これはうれし泣き。
「泣くのか‥‥‥?」
「あ、あの、これは‥‥‥」
弁明しようと思っていると、いつの間にかキスをされていた。
「!?」
舌がぬるっと入ってきて、あたし自身の舌と絡めあげる。
うまく呼吸ができない。
次第に亀田さんの手はあたしの胸を取ら得る。
「‥ふ、ぁ‥‥‥」
ちゅうちゅう、とあたしの乳首を吸い付かれれば、意識が飛んでいきそうになる。
初めて感じた快感にあたしは動揺してしまった。
亀田さんは自分のひざをあたしの秘部を押し付ける。
ぐりぐりされて、乳首はくにくにされて、
あたしはなんだかたまらない感情を覚えた。
「か、めだ、さ‥‥‥あたし、もう‥‥む‥‥‥」
まるで聞こえない、と言ってるかのようにスルーしてただただ乳首に吸い付かれている。
「なに?これだけでダメなのか??」
はい、と答えようとすると、空いている手でパンツに触れられた。
やばいよ。そこ‥‥‥もう‥‥‥。
「あれ?ダメって言う割にはしっかり濡れてるな」
ツーッとパンツ越しに膣の割れ目をなぞられれば、
身体中に電気が走ったように快感が押し寄せる。