なんの話も聞いてくれない。
一方的なセックスはいやだって何度も言っていたのに。
だけども耳を貸そうともしない。
「んむぅ!!」
口の中にはベッドの横にあるハンカチを詰められた。
シーツで両手首を拘束されて、そのままネグリジェをはがされた。
「んーーーんんーー!!!」
こんなのDVだよ。
こんなのセックスなんて優しい言葉じゃ表現できない。。
強姦されていると同じ。
逃げたい。
もういやだ。
「んん!!」
ごつごつした指を無理やり膣に入れられた。
「んんんーーー!!」
痛いよ。
誰でもいいから助けて‥‥‥
………
………
………
けどね、昔は誰よりも優しかったんだ。
だからあたしは結婚だって速攻決めた。
いつからだろう。
旦那が変わってしまったのは。
「俺のものが入るくらい濡れろよ!!」
「んんん!んーー!!」
「こいつ‥‥‥っ!」
バシッとほほを叩かれた。
あぁ、もうあたし‥‥‥死んでもいいや。
旦那から逃げられるなら、それは死後でもいいんだ。
とにかく早くさようならしたい。
そう、願いを込めてあたしは涙を流した。
その瞬間、痛みが和らいだ。
「!?」
苦しくもない。
旦那は‥‥‥止まっている。
え?どういうこと??