マニアック

絶倫男しか愛せない私って一体・・・【後編】

それから、さらに半年後に出会ったのが、私がよく利用している自宅近くのコンビニで働
いているアルバイト店員の伊坂伸輝いさかのぶてる、22歳。

会社帰り、残業で遅くなることがあった時期、帰宅途中にお店に寄った時、周りにお客さ
んがいなかったのをいいことに、伸輝君に私の方から告白。

私が付き合った歴代の彼氏のタイプとしては珍しい、細身で身長も168センチと男性
としては結構小柄なタイプでした。

ルックスも贔屓目ひいきめに見ても、中の下といったところ。

過去にほとんどスポーツ経験がないという体力もあまりなさそう。

性格も大人しいし、女性経験が全くなしの童貞君。

ワイルドな感じがした紀彦叔父ちゃんとは正反対だ。

そんな頼りなさそうな感じの伸輝君だったけど、いざ付き合ってみると、あっちの方のス
タミナは、底なしのむっつりスケベ絶倫棒男だったのです。

 

着痩せするのかなと思っていたけど、案の定、服の下は華奢な体だった。

肌も色白だったので、誰が見ても草食系男子にしか見えないはず。

ところが、伸輝君と私の家に誘って初めてのエッチの時、彼のあまりの豹変ぶりに、私は
目を疑った。

その日、肉食系女子だった私は我慢ができず、家に連れ込んでドアを閉めた瞬間、伸輝君
をドアに押し当て襲い掛かる。

激しく唇を重ね、強引に舌先をねじ込んで、唾液とともにお互いの舌同士を絡めていく。

すると、それまでずっと大人しかった伸輝君が、突然、私の肩を捕まえて押し返したかと
思うと、靴を脱ぎ捨て、私をお姫様抱っこして、リビングのソファに運んだのです。

あの細身の体のどこに、そんな力だあるんだろう。

あまりの力強さに私が驚いていると、お返しとばかり、私の舌に勢いよく吸い付きながら
胸を鷲掴みにして激しく揉みしだいてくる伸輝君。
………

………
「あんっ、あっ、あぁぁぁーん」

あまりの勢いに思わず私は嬌声きょうせいを上げてしまいました。

ハァッ、ハァッ、と息遣いが荒くなってきた伸輝君は、大した前戯もないまま、ズボンと
トランクスを急いで脱ぎ捨て、一気にオチンチンを挿入しようとしてきたのです。

一番驚いたのが、伸輝君のオチンチンのサイズで、パッと見ただけでも、間違いなく
20センチ近くはあり、太さも直径5センチはある超極太サイズ。

トランクスを脱いだ瞬間、ビタンッと勢いよく反り返ってお腹に付くほど、真上を向いて
そそり立っていました。

でも、そんな伸輝君とも別れちゃったのだ。

お互い何度も求め合うという点では相性はよかったけど、やっぱりあの巨根はサイズが
大きすぎて、挿入しても、ただただアソコが痛いだけだったから。

スタミナが底なしにすごい絶倫棒だから、長時間苦痛に耐えなくちゃいけなかった。

それが、辛くてすぐに音を上げてしまったのです。

やっぱり女性のアソコと男性のオチンチンのサイズの相性って大事だなと思った。
………

………

………
そして、伸輝君の次にお付き合いしたのが、コスプレ性欲全開男、永沼太一郎ながぬまたいちろう、24歳。

私が25歳の時に出会った太一郎君は、見た目は年齢以上に老けて見え、男性ホルモンの
分泌が半端ないのか、髭は濃くて、頭頂部は少し薄くなっている。

太一郎君本人は薄い頭が少し気になっているようだが、私は全然気にならない。

むしろ、頭が薄いということは、性欲が強いという証拠ではないのかなと思う。

胸毛がモジャモジャで、お腹も出てヘソの周りから股関節にかけても、バッシバシで硬そ
うな陰毛に覆われ、如何いかにも絶倫らしい。

そんな男性ホルモンが溢れんばかりの男臭い太一郎君は、普通のエッチじゃ全然物足りな
い、というか、ヤル気が全くしないと言う。

 

実は、太一郎君はコスプレを使わないと興奮しないタイプとか。

しかも、普通は女性に自分好みのコスプレを着させるかと思いますが、太一郎君は違う。

何と太一郎君は自分が女装しないと興奮しないのだ。

そして、私はというと一切コスプレはしていない。

要するに、自分が女性になりきって、レズプレイのようなことをしたい願望があるという
わけなのだ。

例えば、彼が好きだったコスプレが、女子高生のセーラー服で、その下には、ちゃんとブ
ラジャーを着けて、パンティーも穿いている。

だけど、不思議なことに顔は一切メイクなどはしない。

顔はノーメイクで、ただ髭面の男がセーラー服を身にまとっているといった感じ。

そこまでするなら、徹底して女性になりきったらいいのにと思うのだけど、基本的には、
ただ女装をしたいだけみたいなのだ。

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