マニアック

絶倫男しか愛せない私って一体・・・【後編】

●別の相手との交わりに嫉妬して燃え上がる私と彼

「どうして?見られると気持ち良くなっちゃうから?」

英彰君はそう言いながら、意地悪に私の乳首をキュウッと摘まんだ。

「ひぁっ!」

強い刺激に、体を縮ませる。

とはいえ、手首を拘束されていれば、逃げることもかなわない。

私はただ英彰君のなすがままになり、喘ぐだけだ。

私の反応を見透かしたように、英彰君は愛撫を強める。
………

………
「英彰君、いつまで触るつもり?」

どうしようもない体の奥からの疼きに耐え切れず、私は質問した。

「真由美ちゃんがエッチしたくなるまで」

「そんな・・・、ああっ・・・」

英彰君は私の反応を面白がるように、両胸の頂を引っ張ったり、クリクリと指先で捏ね回
したりする。

手首を縛られた私は、そのたびにビクビクと体を動かし、英彰君に撓垂しなだれ掛かる。

お尻の辺りに、熱く硬い英彰君の股間が当たる。

英彰君は私に容赦しない。

私の淫らな動きに合わせ、的確に性感帯を刺激してきた。
………

………
「あっ、ひっ、ひぃっ、ああっ・・・」

私は背筋を仰け反らせ、英彰君の膝に跨っている太股をギュッと締めて、ビクビクと体を
震わせながら達した。

「乳首だけでイッたんだ。いつもこうなの?」

「そんな・・・、初めてだよ、こんなの」

隆史君とのセックスでは、必ず挿入で達していた。

こんな風に、胸に触れられて達したのは初めてである。

隆史君と菜々子さんに見られているせいもあるかもしれない。

もっとも、当の2人はまさに目の前で交接し、快楽を貪り合っているのだった。

いつの間にか、裸になった菜々子さんは、隆史君の上で細身な体を震わせていて、とても
艶めかしい。

 

「隆史から真由美ちゃんの初めてをもらっちゃったな。真由美ちゃん、地味で清楚な雰囲
気だけど、隆史の言う通り、すげえ淫乱じゃね?」

「そ、そんなこと、な・・・」

「どう、俺とエッチしたくなった?」

英彰君は私の顔の前に屈み込むと、歯を見せて笑った。

八重歯が少年っぽさを感じさせるその笑顔は、灼けた肌と相まって男らしく、私の胸は不
覚にもときめく。

「・・・うん。私、英彰君とエッチしたい」

気付けば私は、後ろから回された英彰君の腕に頬を擦り寄せ、その先の快楽をねだってい
る自分がいた。

膝の上で達し、すっかり体を預けている私を抱きながら、英彰君は隆史君に尋ねた。

「その前に、なぁ、隆史。真由美ちゃんの口、使ってもいい?」

英彰君が隆史君に尋ねる。

よくよく考えると、初対面の男に口淫奉仕こういんほうしをするなんて背徳的だ。

一気に私の緊張が高まり、心臓が早鐘を打つ。

構わない、という隆史君の承諾を得て、私はソファに体を預けた英彰君の正面に跪いた。

 

目の前にある英彰君の肉茎は、天を向いて反り返っている。

竿の部分にそっと手を添え、亀頭をパクリと口に含む。

「んっ・・・」

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