
手段を選ぶ余裕はない
731 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
安さが売りの居酒屋は、大抵猥雑(わいざつ)な話題が飛び交い、どこかで歓声や拍手が起こるから、
「声を顰(ひそ)めて会話する」なんて所作は似つかわしくない。
ましてや、 …
大人の夏休み
714 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
久しぶり、大きくなったねぇ。今年でいくつだっけ?
毎年擦り切れるほど交わされるやり取りは、言われた方からすれば
「いつまでやってんの?」
なんて鼻でバカにするほ …
ツンが激しい七瀬君
484 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
自分を好きにならない人に惹かれるのか、惹かれた相手が自分を好きになってくれない人だったのか――
どうにも私は恋に拗(こじ)れる傾向があるようで。
けれども面倒な恋心な …
後は、堕ちるだけ
906 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
「ぅ……あっ、あっ……ん、くぅ……」
意味のない母音がポロポロと溢(あふ)れ、恥ずかしさのあまり、彼の太い首に縋(すが)りつき、顔を隠す。
全てを曝(さら)け出して …
幼馴染との攻防戦
684 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
ーーごめん、行けなくなった。
たった一行。
骨の髄(ずい)まで冷え込むような寒空の下、待っていた私になんて残酷な仕打ちだろう。
「ドタキャンするにしたってこ …
逃がさない、逃げられない、捕まえた
1,613 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
人生で犯した一番アブノーマルな行為は何か。
未成年での飲酒とかタバコを学校の校舎裏でこっそり、なんて回答はきっと可愛いもの。
多少他人に迷惑をかけるようなイタズラとか …
甘く、解される
803 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
(これって、やっぱり……)
私、史華(あやか)は気がついちゃいけないものを感じてしまった。
通院している整骨院の担当さんが変更されてから早1ヶ月。
新担当の …
身体から始まることもある
555 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
「和泉川(いずみかわ)、次、昨日の取引記録使うから準備よろしく」
「はい、承知致しました」
「この間の議事録(ぎじろく)も評判良かったし、和泉川は資料を作るのがうまいな …
私の部屋に誰かいる
615 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
最近、何かがおかしい。
私、莉乃(りの)はベットの上で布団に包まり、うまく寝付けずにいる。
大学を卒業後、都内で就職して、一人暮らしも三年目。
仕事にも慣 …
私を可愛く召し上がれ
980 views 作・麻梨 麻梨 https://zunko.biz/novel/wp-content/uploads/2020/07/koneko_novel_top.png 官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
私には手に入らないものだから、欲しがることすらしなかった。
そうやって諦めたものは、両手の指で数えきれないほどあって――
彼もまた、そのうちの一人だったりする。
… …