「えっ？」
小山がそう呟いたかと思うと、手を引かれて用具室のマットの上に押し倒された。
「えっ？えぇっ？」
「ダメかな」
ふと目に入った彼の股間は、ジャージの上からはっきりと自身を主張していた。
私は言葉が出なかった。
告白して、いきなりこんな展開になるなんて。
今更心の準備が、だなんて言えない。
あれこれと頭をまわしているうちに、彼は私のTシャツの中に手を潜り込ませる。
ぎこちない手つきで乳房を揉み、乳首を摘んだ。
「あっ……小山、人来ちゃうっ、て……」
「先生達は会議があるって言ってたから、大丈夫」
待ち切れないかのように、小山は私のシャツを捲り上げた。
ブラジャーから乳房を露出させると、そのまま乳首に吸い付く。
互いの吐息が荒くなる。私の頭も次第にふわふわしてきた。
「あっ……んん、っ」
右の乳首を舌で転がされ、左の乳首を指先で刺激される。
初めての感覚だった。
小山は私のジャージに手をかけ、下着ごと脱がしてくる。
「あっ、やだ、恥ずかしい……！！」
「大丈夫。綺麗だし、すごくエロい」
小山は私のクリトリスを弄る。
初めての快感に、思わず腰が跳ねあがった。
と、同時にセックスを行うことへの恐怖心も滲み上がってきた。
「指、いれるよ」
「んんんっ……！」
言葉を返す間もなく、小山の指先が中へと入ってくる。
いやらしく水音をたてながら、出し入れを繰り返した。
中への刺激と、クリトリスに手のひらが擦れる感覚で、私はより一層快感を高めていった。
「前島、ごめん、……いれたい」
小山は右手で愛撫を続けながら、左手で自分のジャージとパンツを取り去った。
大きく反り勃ったそれを目にして、一気に恐怖心が強くなる。
アレが、私の中にはいるのだろうか。
「あっ、あの……私、初めてだから……」
「うん、最初はゆっくりするから」
そう言う彼も、余裕がなさそうにみえる。
ペニスの先端が秘部にあてがわれ、割れ目をなぞるように上下に動いた。
「じゃあ、いくよ」
「う、うん」
ぐぐっ、と小山の腰が押し進められる。
未開通のそこは、小山のモノを受け入れるにはとても窮屈だった。
「あーっ……！！いっ、たい、痛い！」
「キツ……っ」
強い異物感と、鋭い痛みに、私は彼の背中に爪を立てる。
彼は腰の動きを止めると、何度も何度もキスをした。
