あとは‥‥‥仕掛けるだけ。
「先生は前向いててね」
「あぁ」
背中越しに抱き着く。
「‥先生。あたしはダメな生徒なんです」
「ん?」
「だって‥‥‥先生にこんなこと考えちゃうんですよ?」
「はぁ?」
あたしは先生の首筋を舌先を尖らせてなぞった。
「っ!!!」
「聞いてて先生。‥‥‥こんなにセックスしたくてムラムラした信吾を見てると、そそられる」
「やめ‥‥‥」
「ねぇ‥‥‥せんせ」
わざと耳元でささやく。
「はぁ‥‥せんせぇ‥‥‥ねぇ、‥‥‥ふ‥‥‥コンドームもありますし」
ふーっと息を耳にかければこっちのもの。
「~っ!!!」
信吾は振り返ってあたしの後頭部を抑え込んでキスをしたきた。
ぐちゅ、ぴちゃ、と唾液が混じるディープキス。
あ、信吾のキスって上手‥‥。
ってかあたしも欲求不満だったのかな。
「んむぅ、んっ、ふ‥‥‥」
「お前が後部座席で助かったよ。」
信吾は運転席からあたしのいる後部座席に移動してきた。
「責任とれよ‥‥‥?」
そう言えばすぐさま服を脱がし始める。
もちろん舌先の愛撫をされたまま。
ちゅぅ、と乳首に吸い付かれればあたしはムラムラがたまらない。
あたしの乳首は他の人より少し小さめだから、あまり刺激がなかった。
けれども信吾に舐められたら刺激が強く感じる。
もう片方はぐにぐに、ぐーっともてあそばれた。
口内でピチピチと乳首を転がされれば、あたしの気もおかしくなりそうになる。
「はぁ、ん‥‥せんせ‥‥‥」
「お前が俺を先生と呼ぶと‥‥‥怖いな。妙にいやらしい」
「ふふ。わざと」
「用意周到だこと」
「それよりもあたしも先生のいじってあげる。」
「助かるな」