ブラジャーから現れた乳首はすでに立ち上がり、胸の中心で硬く存在を主張している。
まるではやく摘まんでと言わんばかりのソコに、トオルは舌を伸ばした。
「っ……」
トオルの舌先が乳首をつつき、ぬるりとした唾液の感触がマサミの身体を小さく震わせる。
ちゅ、ちゅっと音を立てて乳首を愛撫されると、ぞわぞわとした甘い快感にマサミは思わず瞼をおろした。
もう片方の胸がトオルの掌で円を描くようにして揉まれ、乳首が指先でつねられる。
親指と人差し指でくりくりと挟んで強く刺激されると、快感が下腹に繋がってピリピリと疼き始めた。
「ん、んっ……は、あ」
歯で軽く挟まれ、硬くした舌先が敏感になった乳首を何度もこね回す。
軽く吸い付かれ、食まれ、胸をもまれると、マサミはそれだけでたまらない気分になった。
扉を一枚隔てた先には、店員も客もいるというのに――そのシチュエーションがさらにマサミの身体を火照らせ、目の前の男にもっと触ってほしくなってしまう。
しかし、トオルはすぐにマサミの胸から唇を離した。
止まってしまった快感に残念に思ったマサミに、今度は鋭い快感が襲ってくる。
銀色のクリップが硬くなった乳首にはさまれると、ジンジンとした熱のような刺激を感じた。
「似合うな、これ……じゃあ準備して、入るか」
「は、い……」
下腹部がじわじわと疼いて、下着が湿っているのをマサミは感じた。
性器がきゅん、と反応し、ソコに触れてほしくてたまらない。
挟まれた乳首から快感が流れ込んできて、体温がどんどんと上がっていく――。
そんなマサミに気づき、トオルはくすりと笑った。
「今日のシフトも楽しもう、な」
ブラジャーを下げられ、乳首を挟んだクリップは外からではわからなくなる。
ブラジャーによって角度を変えた刺激にまた乳首が疼き、マサミはもじもじと足をこすり合わせながら、制服を身に着けた。