「ああんっ! それ、凄ぉい……」
びくんと背筋が反る快楽は私を甘く痺れさせた。
なおも、ばちゅんばちゅん! と腰を打ちつけられる。
イった後に、休まず与えられる刺激は気持ち良すぎておかしくなりそう。
「ああああああっ! またイっちゃうぅっ」
イク感覚が短すぎて、ずっと身体中が熱っている。
粗相しそうな感覚に陥りながら、
私はゴム越しに脈打つ感覚で、伊原さんの長い射精を感じた。
「ん、はぁ……気持ちよかった?」
荒い息を潜めた後、伊原さんを覗き込むと、恋人みたいなキスが始まる。
--はむっ! ちゅっちゅ……くちゅっ
互いの酸素を奪い合うように舌を絡めて、ちゅうちゅうと吸い合う。
たまに視線がぶつかると気恥ずかしくて、尚も唇をはみあった。
「んん……ユリちゃん……俺、もっとしたい……」
「ん……いいよ」
私は伊原さんのペニスからゴムを抜き取る。
えっちな液塗れのそこにキスをすると少し抵抗されたけど……
なんだか私も凄くエッチな気分なので全然気にならない。
苦くてしょっぱくて、鼻につくその臭い。
優しく唇で包み込むようにちゅっちゅっとキスを落として、ゆっくり口の中へ誘ってあげると、
射精後の敏感なペニスは再びガチガチに硬化した。
「すごぉい……こんなに硬くなっちゃった! 復活早いね……
長い時間、ずっとえっちをし続けちゃうことだってなんてあんまりないのに……」
お世辞とか、そういういう他意はなく……
本当のことだったんだけれど、伊原さんはムッとしたようだ。
「今日は仕事じゃないんだから、俺相手にサービスしなくたっていいって」
ぽすん、とベットに押し倒された私は、大きく脚をひらかされ、膝裏を持つように指示された。
「今度はユリちゃんを気持ち良くさせるから」
ーーぢぢゅっ! にゅるるるっ! にゅぽにゅぽっ、ぢゅるるるっ!
「んぁっ! んんっ! あぁん! クリ、気持ちぃっ! あぁああん!」
弱点であるクリトリスを飴玉を転がすように
ちゅぽんちゅぽんと吸い付いては口を離される。
堪らない刺激は、数分もしないうちに私を快楽の波に叩き落とした。
「こんなのっ! すぐイっちゃうよぉっ」
ちょっとザラザラした舌腹で唾液をじっくりじっくりと擦り付けられる。
腰が面白いほどに痙攣し、こぽこぽと愛液が溢れる。
お尻まで濡らしてしまった感覚に恥ずかしさを覚える余裕もなくて、
既にペニスで解された中に指を突き立てられた時、予告なく達してしまう。
「……! あぁっ……! くぅ、んっ」
「ここ、質感が違うよね。ザラザラでひだがすごくて……Gスポットで合ってる?」
指は中に入れたまま、ぐにゅんっ! と突き立てられてにゅくにゅくと一点を目指しスライドされる。
同時にぴとっぴとっとクリトリスを優しくタッピングされて、私は声にならない悲鳴をあげた。