マニアック

ごほうびマッサージ

「きゃっ……あの!そこは……!」

「お気になさらず。気持ちいい証拠、ですから。我々としては嬉しいですよ。ここを濡らしちゃうくらい、檜山様が感じてくれて」

大きな手のひらで、濡れそぼった中心をちゅるんと撫でられる。

緩く顔を出し始めていたクリがダイレクトに擦られ、「あぁっ!」と嬌声きょうせいが漏れた。

「檜山様。最初に申し上げました、コリをほぐすマッサージとオイルトリートメントですが……このままコースを変更することも可能です」

「へ、変更……?」

「はい。気持ちよくなりたい場所は、肩や腰だけではありません、よね?」

言後の後、先生の指が私のナカに潜り込む。

「あああっ!」

ずっと刺激が欲しくて切なくきゅんきゅんしていたナカは、太く長い指にたやすく懐いてしまう。

お腹側の、ざらざらしたところを指でこりこり押し上げられるとこぷこぷと愛液が止まらない。

「あーあ。腰突き出しちゃって、かーわいい……」

意地悪い声に顔を上げる。

子犬のようにかわいい笑みを浮かべた相良君はにやにやと私を見下ろしていた。

「だ、だって……あっ!んんん!」

相良君に言い換えそうとしても、原田先生の指が止まらない。

勢いをつけて潜り込んできた指がペニスでピストンするようにナカをいじめる。

「もっと太くて固いものでいじめられたいですよね?入口をかき混ぜられるのも、好きでしょ?」

原田先生に耳元で囁かれたとき、乳首がきゅうっときつくつままれた。

「きゃんっ!」

「先生ばっかずりぃなぁ……。檜山様、触ってほしそうな乳首、いじめちゃっていいですよね?」

ちゅこちゅこと人差し指と親指で擦り合わされると、触って欲しくてたまらなかった疼きが一気に快楽に変る。

「あぅ!ひゃ……んんんんっ!」

力強く抓られれば、ちくんと痛むのに、めちゃくちゃに弄られるのが気持ち良くて、もっともっとと体がねだってしまう。

すっかり固くなった乳首を指先でころころとなぞられると、もどかしさにびくびくと腰が跳ねた。

「いかがなさいますか?我々なら、もっと気持ちよくできますよ」

「ああああっ!」

乳首にばかり集中していると、ナカから引き抜かれた指が、クリトリスを捉えた。

「だめぇ!そこは、敏感だから……!」

愛液でぐちゃぐちゃになっているであろうクリトリスが拾う快楽は、すでに私の想像の範疇はんちゅうを超えている。

強すぎる快楽が怖くて、つい抵抗してしまうと、クリをつまんでいた指が離れた。

「あ……え?」

「檜山様、そろそろお選びください。この後は、いかがなさいましょう?」

(そんな……)

それを口にするのは恥ずかしすぎる。

しかも、相手をするのが二人同時だなんて……。

私の中で渦巻くのは、期待と、恐怖と、背徳感と……どうしようもないうずきだった。

私はごくりと喉を鳴らすと、ベットに座り、足を開く。

「もっと、して、欲しいです……。続き、して、気持ちよくしてください……!」

あぁ、見られている!

胸も、一番恥ずかしいところも。

でも、二人の食い入るような視線すら気持ちいい。

(もっともっと、めちゃくちゃにされたい……!)

二人が「任せてください」と声を合わせたところで、私の羞恥心はとろけて消えた。

「んっ……ふぁ……っちゅ……」

優しく唇を重ねてきた原田先生に合わせて、舌をとろとろと絡ませあう。

ちゅっちゅっと吸い上げる力は強いのに、それに応えると頭をよしよしと撫でてくれるのが嬉しい。

唇を何度もはまれてる間、相良君が私の手を取った。

「檜山様、俺のここ、見て赤くなってるの、かわいかったですよ」

握るようにお願いされたそれは、熱くずっしりと硬直していた。

「あー……このとろとろの手で握られんの、たまんね……」

砕けた口調は素がでているようで嬉しかった。

張り裂けそうなくらい勃起しているのがかわいくて、ひと際太いカリの部分をくるくると撫でてあげると息を詰める。

そのままきゅっと握ってびくびくするおちんちんをいやらしい水音を立てながら擦った。

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