マニアック

本屋のトイレで。

薄い下生えがぺたりとしなり、むっちりとした太ももの間からは、甘い性の匂いが漂っている。

男の手が、まつりの足の間へと動かされる。

何も身にまとっていない敏感なそこを直接撫でられて、その快感にまつりは甘い息を吐いた。

ぬるっとした割れ目を、男の指先が何度も行き来する。

くちゅ、くちゅと淫らな水音がトイレに響き、小さく口を開いたまつりのソコが、はやく入ってきてと強請るよう震えていた。

「あ、あっ」

男の指が、膣へと侵入してくる。

トロトロになったソコは、異物を拒むことなく受け入れてねっとりと咥えこんだ。

愛液がかき混ぜられて音をたてながら、内壁が男の指によって刺激される。

関節をくっとまげて腹側を押し上げられると、それがたまらなく気持ちがいい。

「ああんっ、はっ、ああっ……!」

片方の手で乳首を摘ままれながら、身体の内側も擦られて、たまらない快感に見悶える。

まつりの感じる快感を表すように、愛液がとろとろと溢れて太ももを伝う。

硬くなったクリトリスがてのひらで擦れるたびに、じんとした甘い<うず/rt>きに下腹が苦しくなる。

もっともっとと強請ねだるようにまつりの腰が淫らにくねり、男のペニスを擦ってしまう。

まつりの腰に直接擦りつけられたペニスの先端が、また先走りをこぼして生々しい温度を伝えてくる。

「ふうんっ、んっ、はんんっ」

二本に増えた男の指が、根本までずっぽりと挿入される。

中をくちゅくちゅとかき混ぜられて、一緒にクリトリスを撫でられる。

目の前が真っ白で、何も考えられない。

「あっだめ、きもちいっ、いいっ……!」

まつりの腰が僅かに浮き、自分が好きな場所に当たるように腰が角度を変える。

男は、そんなまつりの痴態ちたいをみて笑った。

耳元で、男が吐息を混ぜて囁いてくる。

「今の状況、忘れてない?」

「はううっ」

ずちゅんっ、とナカを激しく押し上げられて、その衝撃でまつりの身体が小さく跳ねる。

そのまま男の指が激しく動き始めると、まつりはただ喘ぐことしか出来なかった。

「あっあっあっ!はっ、ああっ、ああ、ああんっ」

知らない男に身体をまさぐられているのに、どうしてだかたまらなく感じてしまう。

内ももに力が入り、腰ががくがくと震えた。

激しい指の動きに、身体全身が支配されてしまったかのようにそこだけに神経が集中する。

Gスポットを集中的に責め立てられて、クリトリスでイク時とは違う快感に身体が硬直する――

「あっ、ああっ……!」

ひときわ甲高く鳴きながら、まつりは男の膝の上で、びくびくと身体を震わせながら絶頂した。

男の指をきゅううと搾り上げながら、膣肉がうねる。

まつりの身体の震えとともに内壁が震え、びゅっ、と愛液がこぼれ落ちた。

「はっ、は、あっ……」

何度か身体を震わせた後、まつりの身体が脱力する。

挿し込まれていた男の指がぬるりと抜け出ていき、それはまつりの目の前に見せつけるようにして差し出された。

「こんなことされてイッちゃうんだ?えっろいね」

男の指がまつりの目の前で、その汚れを見せつけてくる。

男の指が開かれると、そこに愛液の糸が伝い、空中でとろりと落ちていく。

絶頂したことで冷静になってきた頭が、カッと熱くなる。

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