「なんで、指……っ!こんな、ぬるぬるして……?あ、やぁ、ダメっ」
「ローション入ってたから、それを……。自分で頼んだくせに忘れてたんすか?」
「た、頼んでな……ッんんん」
まるでハンドルを握られた車体のように、彼の指に合わせて私の身体が踊る。
太い指で敏感な花芽を弄られると、大きな摩擦が起きるせいか堪らなく気持ちよかった。
「あんまり大きい声出すと、外に聞こえちゃうんじゃないっすか?」
心配そうに言う彼に、じゃあこんなところでエッチなことしないでよ!と叫びたいのはやまやまだったが、私は慌てて声を押しころした。
たしかに隣近所に聞かれるのは恥ずかしすぎる。
「ん、ぅう、や……っ」
「敏感なトコ、全部ツンって固くなってて……すっげぇかわいいっす」
彼は息を乱して、私の耳元で繰り返し「かわいい」と
その度にプルプルと身体を震わせる私の姿を見て、彼はますます息を荒くする。
「ココもとろとろだ……」
「ひぅっ!あ、ナカ……指っ」
太い指がとろけきった私の秘孔にヌプリと沈んだ。
ひくついていたそこが、嬉しそうに指を呑み込んできゅうっと吸い付く。
あまりの気持ちよさに目眩がした。
「このザラザラしてるとこ引っ掻いたら、気持ちいいっすか?」
「あっ!や、やだぁ……そこ、ダメ」
「でも、ここ……すっごいヒクヒクしてる。ほら」
「やぁぁっ!?」
ぬぶぶ、と二本目の指が挿入される。
一本目の指は私のGスポットをコリコリと引っ掻き、二本目の指は奥をグリグリと掻き回してきた。
さらに親指は大きくなったクリトリスを捏ね弄ってくる。
「ぁ、あ、あ……ッ!だめ、も、イく、からっ」
「感じやすいんすね。堪んないなぁ」
膝がガクガク震えてもう立っていられない。
倒れ込みそうになった私を、彼が片腕で危なげなく支えてくれた。
無駄のない、働くための筋肉がついた
その腕で腰を抱かれるだけで胸がときめく。
「イ、っちゃ……!あ、ぁ、ッ」
くぅっと秘孔が収縮する。
爪先がぎゅっと内側に丸まった。
その瞬間、ズルンと彼の指が抜け出る。
どうして、と疑問に思うも、もう絶頂を留めることはできない。
きゅううんと強く収縮して、
「ひッ、やぁァああっっ」
唇からはつーっと無意識に唾が伝う。
喉が
一番奥の一番気持ちいいところを犯されていた。
「は、すげぇ……イってる最中に挿れんの最高……っ」
「ァ、ぁ、あ、ッ、んっ、ン、ァ、……っ」
収縮と