「まず着替えだよね。ん-と…」
ドン・キホーテで購入した服を持って、裸になる。
とそこにガチャとリビングの扉が開く音がして慌ててしゃがみこんだ。
そこにはシャワーに行ったはずの悠馬が立っていた。
「ゆゆゆ、悠真!?」
「…え?なんで裸に…」
「着替えするだけ!だから見ないで早くシャワー行ってよ!」
「わかった」
特に期待はしていないはずだった。
とにかく遂行しないと…。
約5分後に悠馬はシャワーから上がった。
ドキドキと高鳴る鼓動を胸に、あたしは浴室に向かう。
「!?茜!?」
「…うー、にゃん」
「!?」
恥ずかしい…けど、これでマンネリが解消されるなら…
「お疲れにゃん」
「真っ赤な顔して言われたら…ってかシャワー入ってても茜の裸思い出してて、俺勃起してんだけど。」
「じゃぁなんでさっさとシャワーに行ったの?」
「あー可愛いにゃんこだなー。おいでおいでー」
「う~」
………
………
実はこれ、あたしが彩織から教えてもらった技。
どうやら彩織たちはこの技でマンネリを解消しているんだとか。
かなり男性にはかなり効果的だから、使っていいと言っていた。
実際に彩織と一緒にいる間に、彩織の彼氏からLINEで直接聞いた。
その結果、やはり効果大だ。
男性はいつものセックスも良いが長くは続かない。
けどこうやってたまに羽目を外してかかってこられたら、耐えられなくなるって話なの。
彩織の彼氏は悠馬を知っているので、本質的な本能のスイッチをそれとなく教えてくれた。
それを武器にして攻めたら良いとの返事だった。
………
………
「あー可愛い可愛い。これ舐めたいだろー?」
そう言ってあたしを引き寄せて一緒に座った。
そして悠馬の勃起しているそれを舐める。
なんだかいつもと違う感覚が肌から離れない。