「買っちゃった……」
私は届いたダンボールを開封しながら、ごくりと唾を飲み込む。
昨夜あの動画を見た後、どうしても自分もやってみたくなり、使えそうなアダルトグッズを何点か購入した。
動画を参考に、私の趣向に合わせてラインナップした道具たちだ。
「こんなえっちな道具見てたら濡れてきちゃう……」
私は早速スマホを取り出すと、テーブル上のスマホスタンドに立てかけて昨日の動画のページを開いた。
その動画はLiveが終わった後も、録画がずっと公開されていて、かなりの数のViewer数とコメント数を叩き出している。
えろい、最高、痴女だ、などのコメントだけでなく、彼女の名前や住所を特定したというコメントも書き込まれていた。
今から犯しに行ってもいいか、などという過激なコメントまであったが、実際に実行した人間はいないようだ。
けれどそれも時間の問題で、彼女が何人もの男にレイプされるんじゃないかと思うとーー私はたまらなく興奮した。
どうやら私には、被虐を好む性癖があるようだということを、思わぬところで自覚させられた。
まぁ、きっと、どこかのAV関連企業の企画だろうから、部屋も借り物だろうし彼女もAV女優だろうし、何かあっても会社が守ってくれるだろうけれど……。
「まずこのリモコンバイブを……電源切ったまま、挿れて……んん」
期待して潤んでいた秘処は、大した抵抗もなく太いバイブを呑み込んでしまった。
「んぁ、動いてなくても気持ちい……!イっちゃわないようにしなきゃ……」
動画を再生してバイブの固定の仕方を確認する。
動画の彼女は、サージカルテープでバイブの下の方と、両脚の付根をぐるぐる巻いて、まるでショーツを履いているような形に固定していた。
私もそれを真似して、ドキドキしながらテープを巻く。
「あと、これも……」
コードレスの電マを、ヘッドを下にして秘芽に宛てがい、テープで巻いて固定した。
これが動いたらどうなっちゃうんだろう……。
期待で秘処があまく疼いて、私の身体はますます熱くなった。
「この乳首クリップもつけちゃお。……私って淫乱かなぁ?」
クリップの付いたローターを両乳首にとめて、私はとろんとろんに蕩けきった顔で笑う。
「ん、バイブ……大きすぎた、かな?ちょっと動くだけでナカが擦れて……イ、きそ」
私は息を荒くしながら、再びスマホに顔を近づけて昨夜の動画を覗き込む。
女性はサージカルテープで両脚をぐるぐる巻きにしているだけだが、私は少し考えて、きつめのジーンズも履くことにした。
チャックは開けたままにして、電マが外れてしまわないように慎重に脚を通す。
「うぁ、んん……!ジーンズの固い生地がバイブ奥まで押し込んでくるぅ……っ」
ジーンズを履いたことで、バイブは私の一番奥にハマり込み、そこで固定されてしまった。
きついジーンズとサージカルテープのせいでバイブは私の中でしか動けず、全ての動力を秘孔に叩きつけてくるだろう。
「こ、こうしてから、脚を……」
私は両足をひとまとめにして、テープで何重にも巻いていく。
まるで惨めで滑稽な芋虫のようで、しかもそれを課しているのが自分自身という浅ましさと後ろめたさで、私は抑えきれずに甘イキしてしまった。