あたしがびっくり。
間近で見る竜也の顔はきれいで可愛い。
「早くどいてよ」
あたし…………
あれ?
なんか………
「なんで真っ赤になってるか応えられたらどけてやるよ」
「うっさい!」
右手で叩こうとしたら、すぐさま手首をつかまれて身動きが取れない。
あたし……ドキドキしてる
「よくわかんないよ!」
「……そんな潤んだ目をするな。離したくなくなる」
「へ?」
にやりと口の端を上げると、すぐに視界が竜也でうまった。
唇に感触がある。
これは、キスだ。
しかもなかなか息継ぎさせてくんないから、苦しい。
「ん…………っ」
そんな返事をしていれば、いつの間にか服の中に手を入れられて、
ブラジャーを取られる。
あまりの恥ずかしさにあたしは抵抗しようとする。
けれども効果はまるでない。
「んは、竜也……………っ!!」
ぴちゃぴちゃ、と水音が鳴り響いている。
快感が胸から圧倒してくるのだ。
見れば、竜也はあたしの乳首にしゃぶりついてる。
吸われたり、
転がされたり、
指でこねられたりすればあたしはむずむずして仕方がなくなる。
なんか…………
なにかが何かになりそうだ。
「…イキそうなの?」
「…っは、え………??」
「お前さ、まじわかってんの?」
「なに、さ!」
「あーもー限界!!」
そう叫べば竜也は上着を脱いで、
鍛えられているしっかりとした胸板を