「はひ、ひぅ………ッ」
「えっろ、前の穴すっげぇ締め付けてくる。こりゃホントに尻穴でイってんなぁ」
尻穴を犯されながら、執拗にGスポットを擦られ続け、私の視界はぐにゃりと歪んでいく。
地獄に垂らされた唯一の希望の糸を掴む思いで、私は車両間ドアの向こうの先輩を見やった。
「た……たすけてぇ”……せん、ぱ、先輩ぃぃ……。わたしぃ……大事なトコいっぱい犯されて……中出しされて……お尻まで
押さえられていた腕をなんとか振りほどいて、先輩に向かって手をのばす。
私の手首には握られた赤い跡がつき、指先には粘つく白濁液が絡みついていた。
「おい、前にも挿れちゃえよ。痴漢で二穴プレイは定番だろ?」
ひひ、と周囲の男どもがいやらしく笑う。
反り返るほど勃ち上がった陰茎が、すぐに私の秘穴にあてがわれた。
「っひ、ごめ、ごぇ、なひゃ、いれ、ないで……っ!頭、おかしくなっちゃ……っ!ひ、ぎゅ」
今まで挿入されたものより一回り以上大きい陰茎が、その先端を入口に喰い込ませてくる。
私はイヤイヤと首を左右させながら、必死に先輩へ腕を伸ばした。
「せんぱ、たす、け、てぇ……っ!」
目が合う。
先輩は私の異変に気がついたのか、車両間ドアの窓に張り付くようにしてこちらを見やった。
痴漢は息を荒くして、ぼってりと膨らんだ大きな鬼頭をぐぐぅっと私に押し付ける。
あと少し体重をかけられれば挿ってしまう。
尻穴を塞がれながら、無理矢理に秘穴まで埋められてしまうのだ。
「狭……っ、へへ、絶対ブチ込む……!」
周囲は手拍子でもしそうなほど盛り上がり、それぞれが好き勝手に私の身体を
まるで掌の海に飲み込まれているような私の惨状は、きっと先輩にも見られてしまった。
「あ、ぁう”……ッ!は、はいっちゃ、お”っ!!?ぉ、お”ぐ……ッう”ぅ……!ッひ、んぁ、ぁ、あ”ぁっ!? ぁぐ、ふ、ぅ”~~ッ!も、もぉ、ゃ”え、らえ”、ぇ”」
獣のように唸り喘ぐが、男は小刻みに腰を揺らしながら私の秘穴を穿ち抜こうとする。
一番太い鬼頭の部分を半分まで飲み込まされ、そのあまりの圧迫感に身体がバグったのか、私の精液まみれの秘穴は勝手にヒクヒクと収縮して甘イキし続けた。
「ひ、ひぃ”ぅ!も、ぉ”むりぃ”ッ!も、はい”、らにゃ、あ”ぁ、あッ」
尻穴を塞がれて更に狭くなっている膣道に、無理やり巨根が押し込まれていく。
「お、ぉっ!先っぽ全部入ったぞ!」
男は周囲に聞こえるよう大声でそう言うと、更に体重をかけて陰茎を押し込んできた。
「ぉぐ、らぇ”、~~ッ!ごりゅ、って、や”だぁぁぁ……」
太腿を痙攣させて、甘イきしながら泣きじゃくっている私の、一番奥、ボルチオが、勢いをつけて穿たれる。
その衝撃で大きく開いた私の口から、絶叫に近い嬌声が上がった。
「あ”、が、あ”ぁ、~~ッ!?お”ぐ、ぎてう”ぅ!ま”、い”ぐ、いぐの、やら、い”ぐのや”、ぁ”ぁ」
体全部を男たちに弄ばれながら、掌の海で稚魚のように暴れる。
硬く熱を持った二本の陰茎で前後の穴を穿られながら、私は恥も外聞もなく泣き喚いた。
「ぃ”、ぐぅ、ぅ”~~~ッ」
子宮口を突かれてイき、イきながら尻穴を掘られてまたイく。
泣き喘ぎすぎて頭がぼんやりとして、薬のせいで敏感になりすぎて、正気がどんどん削られていくのが分かった。
分かったけれど、もはや自分ではどうすることもできない。
「ひ、ひぃッ!また、あ”ぁッ、も、いぎたくな”ッ……!やめ、やめてよぉ”」
ふいに、指先に冷たい触感。
熱いばかりの空間の中で、まるで希望に触れたような気がして、僅かに正気づいた視線をそこに向けた。
車両間のドア、その窓。
一つ年上の先輩、私の好きな人。
窓を塞ぐようにして立っている。
冷たいガラス越しに掌が合わさった。
「せ、せんぱ、せ、ん――ひゅッ、ぉ”……ッ」
ズンッ!と一際深く
ずっとイきっぱなしの身体の奥に、叩きつけるように精液が流し込まれた。
「う”ぐ、ぅ”ぅ、ぁぁァあぁ……」
中出しの不快な快楽で瞳孔を上向かせながら、私は必死に全身に力を入れた。
前と後ろに大量の精液を飲まされながら、唇を噛みしめて窓ごしに先輩を見つめ続ける。
先輩は息でガラスが曇るほど、窓に顔を近づけ――唇を動かした。
「この、へんたい」
「……ッ?」
嘲るように眇められた彼の瞳には、確かに欲情と
先輩の手にはしっかりと、ハンディカメラが握られていた。
「ほら、先輩にイイ顔見せてやんなきゃ。俺たちも協力するからさぁ」
「もちろんだ。あんたの先輩はオレたちの仲間でもあるしな」
ずろろ……と前後の穴から陰茎が引き抜かれる。
秘穴も尻穴もぽっかりと口を開けて、詰め込まれた精液を噴きこぼした。
「あ、ひ……」
私の口から泣き声とも
男たちがまた私の身体に群がり、両方の穴に陰茎があてがわれた。
「ッぎ、~~~~ッ!!も”、ゆぅ”ひへぇあ”ぁあ”ッ」
パシッパシッ、と車両間の窓を何度も叩く。
弱々しいその音は、走行音に掻き消され誰にも届かない。
「あ……はは、えへ、あたま、ばか、なるぅ……」
冷たいガラスが気持ちいい。
私は自分から頬と乳首を擦りつけて、うっそりと笑った。
レイプされている可哀想な二つの淫穴がきゅうきゅうと締まり、男たちの精液が最奥で
今度はもう、耐えることなどできなかった。
「あ”、ゃら、や”、いぐ、いぐいぐいぐぃ”、~~~~ッ」
………
………
………
ハンディカメラのレンズに写っている、自分の無様な笑顔を見つめながら、私は正気を手放した。