彼のペニスは心なしか、先程トイレで見た時よりも更に大きくなって勃起していた。
電マが離されて、その代わりに彼のペニスが差し出された。
「佐々木さん、これを舐めて」
私はベッドから降りて、浩司の足元に膝を付いた。
そして私は、彼のペニスを口に含ませて、見様見真似で顔を前後させ、舌を動かした。
「ああ、気持ち良い」
浩司はそう言って私の頭を優しく擦った。
それから両手で私の顔を持ち上げ、ベッドの上に仰向けになる様に指示した。
私がベッドの上に横たわって準備している間、浩司は勉強机の二番目の引き出しからコンドームを取り出し、それを装着した。
浩司がベッドに上がって来た。
いよいよだ!
彼は私の膣口にペニスをあてがった。
そしてそれは何回か割れ目を往復して、中に入り込んで来た。
「ああぁん…」
ペニスが奥まで入って来る。
腰と腰が完全にくっつくと、浩司のペニスは膣の中を行ったり来たりして運動を始めた。
「佐々木さん、痛くないかい?」
私は頷いた。
彼のピストンは、激しくなる。
パンッパンッパンッパンッとぶつかり合う音の中に、僅かに私の体液と彼のペニスの絡み合う音が聞こえる。
浩司の荒い息が私の口の中に収められる。
彼の体から服を隔てて体温がジンジンと伝わる。
それから浩司は上半身を立てて、接合部分がはっきりと見える様な態勢を取り、腰を前後させる。
「あんッあんッあんッ」
不意に浩司は横に転がっていた電マを手に取って、電源を入れると、それを私のクリトリスに押し当てた。
「ヒャアッん!」
彼のピストンと電マの振動は、それぞれが違う刺激であるから、何だか不思議な快感に襲われた。
股間がムズムズして来た。
「あんッ、んん、イクっ!」
俄に私の秘部に猛烈な快感が波打つ様に襲いかかり、その振動が余韻となって全身に広がる。
膣は彼のペニスをギュっと挟み込み、腰から背中がガクガクと痙攣した。
時を同じくして彼のペニスも痙攣して白い液体を発射した。
私はこの時、処女を捨てた。
そしてそれを捨てた先には、今まで一度も味わう事のなかった、言い知れぬ快楽が私を優しく待っていた。
事後の萎えたペニスが抜かれる。
浩司はコンドームを外して着替えた。
一方で私は下半身を淫らに汚したまま、暫くその場でぐったりと横になっていた。
この日以来、私と浩司は毎日の様に放課後にセックスをしていた。
「佐々木さん、次はもっと玩具を使ってしようね」
前編教室でこっそりオナニーをしたら…見つかってしまい…(前編)