身体の熱さは治らないどころか、より一層増したような気がする。
じんじんとむず痒いような、気持ちいいような、変な感覚が下腹部から迫り上がってくる。
「あっ、あ、あの……」
「痛いお注射を頑張ったので、次は気持ちいいお注射ですね」
医師は診察台から私の下半身を引き寄せ、ショーツとスカート足首まで降ろす。
何かがおかしい。
おかしいと思うのに、考えがまとまらない。
「消毒しますよ」
そう言って、医師は私の秘部をぺろりと舐め上げた。
「ひゃぁあぁっ?!」
自分の声に驚きを隠せない。
否、それよりもただ舐められただけだと言うのに、強く反応してしまう自分の身体の方が怖かった。
「あっ、あぁっ!!ダメっ……!!」
医師は診察台の上で私のお尻を高くあげ、舌で愛撫してくる。
滴り落ちる愛液はとどまる事を知らず、時々それをごくりと飲み込んでいた。
「あぁ、あん!せんせ……私、ああぁっ!!」
「大丈夫ですよ、他の患者さんも同じですから」
そう言って、医師は指先で優しくクリトリスを刺激し始めた。
ゆっくりなのに、確実に気持ちいい箇所を強弱をつけて撫であげる。
「イくっ、イっちゃう、だめ、あ、あぁああ!!」
頭を左右に振りながら、私は絶頂を迎えた。
荒い吐息はなかなか治らず、快感の余韻だけが頭を支配する。
「じゃあ、今から注射しますからね」
そう言って医師は私の腰を掴み、ペニスを私の秘部にあてがう。
焦らすように割れ目をなぞられると、まるで早く欲しがっているかのように私の腰も動き出す。
「あっ、あぁ……!無理、です、せんせい、はやく……」
「いい子ですね。いきますよ」
医師は焦らすのをやめ、一気にペニスを膣内に挿入する。
その圧倒的な大きさと硬さが、達したばかりの身体を更に熱くさせた。