恋のはじまり

となりに引っ越してきた隣人が…

「かわいすぎ」

ふにっと、柔らかい感触のキスの後、ちゅうっと唇を吸われる。

わずかな隙間から舌が侵入し、絡めとられると逃がさないとばかりに吸われる。

「んん……ふ、っちゅ……んっ!」

脳内で響く、舌が触れ合ういやらしい音。

ちゅっちゅっと可愛い音から、じゅう、と恥ずかしいそれまで、私の心をもてあそぶようにいじられる。

「せん……せい……っ!」

「ん?あぁ、ごめん、苦しかった?ずっとキスしたかったから、夢中になっちゃった。こっちもかわいがってあげようね」

先生はブラをぐいっとずらしてしまう。

「あぅ……っ!」

行為が始まれば、こうされることくらい、わかっていたのに。

ぷるんとまろびでてしまった、何もつけていない胸を見られることが恥ずかしくて、つい隠そうとした。

その手は先生によって外され、つんと上を向いている乳首をちゅっと吸われる。

「やん!」

ちくんとした優しい痛みがはしり、乳首がじんわりと痺れる。

「隠さないの。せっかく触って欲しくてかわいく勃ってるんだから」

つぅっと、先端をくすぐられるように舐められると、背筋がびくびくと反応してしまう。

「やぁ……せんせ……はずかしぃ……!」

舌先からの優しすぎる刺激は、どう考えてもくすぐっているに近くて、もどかしさのあまり腰が揺れてしまう。

綾部先生は私の様子を楽しんでいるようで、右の乳首をちゅうちゅうと吸いながら左はきつく抓った。

「ひぁっ!それ、だめです!」

「ん?どっちのこと?」

先生は意地悪く笑いながら舌でころころと転がしたり、カリカリと指先でひっかく。

左右の胸は違った種類の気持ち良さで疼くのが止められない。

「あぁ!あぅっ……!両方、乳首ばっかりぃ……!」

「舐められるのと、指でいじめられるの、どっちも好きでしょ?花ちゃん普段はSっぽいけど、責められるの好きそうだもんね」

大きな手のひらでむにむにと揉まれると、すでに熱に浮かされていた頭がさらにぼんやりする。

明るいところで、好きなように胸を弄られているのに、恥ずかしいより気持ちいいが勝るなんて……。

しかも、ここは先生の仕事場で、明後日にはアシスタントのみんながここへ来る。

そんな場所で、私は先生とエッチをしちゃうんだ。

罪悪感なのか羞恥心なのか、わけのわからないものがこみ上げる。

「耳まで真っ赤」と、先生は嬉しそうに耳を噛んだ。

「あー……ここもすっごい食べごろっぽい。まだ乳首しか舐めてないのに、とろとろになっちゃってるね」

先生は私のパンツを脱がすと、下着の中に手を滑りこませる。

まだ直接刺激を与えられていないのに、そこがとろりと濡れているのは自分でもわかっていた。

「いやぁ……恥ずかしいから……」

「ここが濡れているのが?それとも、クリちゃんが勃しちゃっているのが?」

「ひゃん!」

クリトリスをいきなりぷにっと乾いた指でつままれると、びりっとした刺激に背が弓なりになった。

「あっ!だめ、それぇ!」

痛いくらいの強弱でこりこりと擦られる。

ざらざらした指にいじめられて、強すぎる刺激に膣がひくひくと痙攣けいれんした。

「すっごい反応。クリいじめられるの好きなんだ?摘まめるくらいおっきいもんね。普段は自分でかわいがってんの?」

先生は体をずらして私の足を大きく開かせる。

隠せるところがないくらい全部を見られてしまい、恥ずかしさのあまり顔から火がでそうだ。

でも、そんなものはまだ序の口で、先生は器用に包皮を剥き、皮に守られていた部分も露出させてしまう。

「ひっ!」

まさか、と体がこわばる。

「中途半端に顔だけだしていたからさ。全部、気持ちよくなりたいでしょ?」

先生はふぅっと文字通りむき出しになったクリトリスに息を吹きかける。

「あああああっ!」

誰にも触られたことがない陰核の根本が外に出ているだけでもじんじんするのに、そのわずかな刺激だけおかしくなるくらいうずいた。

「おねが……!先生、そこだめぇ!」

私の静止なんて聞くわけなくて、先生は大きく口を開けるとパクっとクリを口に含んでしまう。

「ふぁっ!やだぁ!ああっ!」

――ちゅうっ……じゅっじゅぅぅぅ……

強弱をつけてクリを吸われると全身が痙攣し、間もなくビクン!と果てた。

「あぁ……あぅ……やだって、やだって言ったのにぃ……」

強い刺激であっという間にイかされてしまったせいか、体の痙攣が止まらず、膣口からその度にくぱくぱと愛液があふれてしまう。

「派手にイっちゃったね。まだこっちをいじめてないのに。てか、クリちゃんともっと遊びたいんだけど」

先生はにやにや笑いながら指をナカにくちゅっと挿入する。

「あぁ!」

「あー……まだクリの刺激の余韻でびくびくしているね。おかげでナカのきもちいいところがわかりやすいよ」

くにっと関節を曲げられたとき、じんわりとした刺激に体が跳ねる。

「きゃっ……や、な、なに……?」

「あれ、花ちゃんナカの刺激ってあんまり慣れてないんだ?この浅いとこ、ぐりぐりされると気持ちいいんじゃない?」

先生はそう言うと再びクリトリスに舌を這わす。

「ああああ!まだ、まだダメぇ!」

ナカに入れられた指は二本に増え、先ほどびくんと気持ちよくさせた部分をぐりぐり撫でる。

その間も舌先は器用にクリトリスの輪郭をなぞり、まるまると充血してしまった形をいとおしむように舐められた。

時にはちゅうっと吸われ、舌の腹を使って潰され……たっぷりの唾液でころころと転がされるとどこにも逃がしようのない快楽にびくびくとすぐにまた果ててしまいそうだ。

むず痒さと疼きのあまり、ナカの指をぎゅうぎゅうと締め付け、それがさらに自身を快楽へ誘って……

「あぅ!やぁあああ!また、またイクっ!」

指の形がはっきりわかるほど締め付けてしまったとき、それはずるんと引き抜かれてしまった。

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