雅美は咄嗟に片方の腕で胸元を隠した。
「なんで隠すの?」
「だって恥ずかしいもん。ほら、信吾も脱いでよ、私だけは嫌だ」
信吾は頷くと、服を脱いだ。
筋肉のない、弱々しい体であった。
「セックスの練習したいんでしょ?私やった事ないから、信吾がリードしてよ、私の事を彼女だと思って」
弟に何を言ってるんだろうと思ったが、言い終わった時点で、信吾はすっかりその気になってしまっていたので、ある意味成功と言えるのだろうか。
信吾は雅美を後ろに押し倒して、上から唇を重ねた。
それから信吾は後ろに退き、雅美のズボンとパンツを剥ぎ取った。
雅美は無意識に両脚を閉じると、信吾は直ぐにそれを両方に開いて、自分の姉の秘部をジロジロと見た。
「ちょっと恥ずかしい」
「これがマンコなんだね、どれがクリトリスなの?」
雅美は恥ずかしさに好奇心が勝って、クリトリスのある所を指差した。
信吾はそれと知ると、手を伸ばして、指の腹を押し当てた。
「あん!」
雅美はビクンっと腰を震わせた。
「ここ、気持ち良いの?」
そう言いながら、信吾はクリトリスをグリグリと刺激し続ける。
「ちょっと…ああん…んん」
クリトリスはグングンと盛り上がる。
初めて見る女性の性器に興奮した信吾は、舌を使って下からなぞるように舐めあげる。
「んん…」
舐めるたびに反応する姉の喘ぎ声に快楽を覚え何度も舌を往復させる。
「だ…だめ…そこ…」
しばらく舐め回し、好奇心に火が付いた信吾は何かを膣口にねじ込むように挿れている。
信吾の指だ。
クリトリスに親指が、膣には中指が、それぞれあてがわれていた。
信吾は手を前後に動かす。
すると、親指と中指が一緒に動いて、クリトリスとGスポットを良い具合に刺激する。