いつものラブホに着くと、いつも通り圭太君と村尾君が先に来ていた。
それと、明らかに見ただけで分かる童貞君。
「マナちゃん、急に呼び出してごめんね。
今日は、こいつを筆おろしさせてやってよ」
一見チャラ男風の圭太君が私に言う。
「いいよ。何?すぐやるの?」
私はテーブルにバッグを置きながら尋ねる。
「どうする?すぐにやるか?」
と村尾君が童貞君に聞いている。
「あの…。俺、やっぱり…2人の方が…」
と、童貞君がボソボソ答える。
「俺達も一緒にやることが条件だったよな?嫌ならやめだ」
と、普段優しい顔の村尾君が厳しい顔をしながら返した。
「やります…。お願いします…」
童貞君はボソボソ不満そうに言った。
圭太君と村尾君が一緒にやるのは理由がある。
以前圭太君達が紹介してきた童貞君を相手にした時、そいつの希望で私とそいつ2人でヤったことがあった。
そいつは童貞の妄想と勘違いで、とんでもないプレイを強要してきたんだよね。
おかげで私、骨折寸前、子宮も傷つけるとこだった。
その時は何とか逃げて、圭太君達にスマホで助けを求めた。
圭太君達はすぐに助けにきてくれて、そいつは締め上げられてた。
そんなことがあってから、セックス慣れしてない童貞君がいる時は2人が一緒と決まってる。
私はさっさと服を脱いでベッドに横たわる。
圭太君と村尾君も上半身裸になって、私に触れてきた。
圭太君の唇が私の頬に触れて、村尾君の手が私の胸を揉む。
「お前も早くしろ」
と圭太君に急かされて、童貞君はおずおずとベッドに上がってきた。
「お前、服を着たままするつもりか?」
と村尾君が笑う。
「いや…その…」
と童貞君はモジモジ。