「いい子だ、頼もしいな」
「あっ！あ、ぁ、やぁ〜……っ」
長くてゴツゴツした指が、ぬるんと私の秘穴に押し入ってきた。
余裕で奥まで届いた指が、いやらしい動きで最奥をぐりぐりと弄ってくる。
「ああ、胸が寒そうだ。すまない」
「ひぅッ！」
ぱくん、と乳首を咥えられて、クリトリスを捏ね回され、秘穴を掻き混ぜられて、私は少しの我慢もできずに絶頂まで駆け上がっていく。
秘処がきゅううんと締って、今にも弾けそうだ。
「あっ、やだ、や、部ちょ、イっちゃ、イっちゃいますから……っ」
「ふ、頑張るんじゃなかったか？」
「がん、ばるんです、けど、でもっ！あ、ん――……っ！」
「どうする、頑張ってもう一本指を増やしてみるか？その方が、きっと西宮にとって後が楽だと思うが」
部長はいつもの穏やかな口調で、優しく尋ねてよこすが、その内容は少しも上司らしくない。
うっすら汗をかいた額に貼りついた前髪を、部長がざっと掻き上げた。
そんなベタな仕草に目を奪われて、疼く下腹に耐えきれなくて、私は部長のシャツを両手でぎゅうと握る。
「……いい、です。ちょっとぐらいキツくても。早く部長に……挿れられてみたい、です」
「だから、あまり煽るなと……！」
部長は私の腰を引き寄せグッと密着させると、先走りで濡れた亀頭を秘穴にあてがった。
予想外の太さと硬さに、怖気づいた私は思わず腰を引こうとする。
けれど1mmも後退ることは許されず、膨れ上がった陰茎が秘処にぐうっと押し込まれた。
「ッあ、ぁ、大き……いっ」
狭い入口が部長の形にみちみちと押し広げられ、膣内が余すことなく埋め尽くされていく。
完全に勃起した陰茎が、私の中でドクンドクンと脈動しているのが分かった。
「は、入っちゃったぁ。部長のが……はい、って……！」
快楽と感動で半泣きになりながら、腹の上から部長の熱を撫でる。
ここに部長のおちんちんが挿ってるんだ……。
「すごい……奥、当たって、ン」
「ああ、西宮のなかは半分でいっぱいになってしまうんだな。可愛らしい」
「へ……？」
不穏な単語が聞こえて、私は恐る恐る部長を見上げた。
部長は優しい笑顔を浮かべて、有無を言わせぬ声音で言ってよこす。
「もっと奥の奥まで開いて、俺を受け入れてくれ」
「え、待……っ！ぶ、部ちょ……――ッッ！？」
ぼじゅんっと粘つく水音を立てながら、部長が腰を密着させた。
部長の下生えが私の肌に触れて、完勃ちの陰茎を全て押し込まれたことを知る。
「ん゛ぇ、えぇ、うそ、うそぉ……！ぃ゛、〜〜ッ」
部長の欲望が私の最奥をこじ開け、子宮口を犯していた。
「こんな、の……！イ……ッ、いっちゃ……っ」
「おっと、せっかくなら突かれながらイくところを見せてくれ」
部長は余裕の表情でそんな意地悪を言ったが、吐息は乱れて、目元も僅かに赤く染まっている。
心も体もきゅんきゅんして、ぞくぞくして、もう我慢なんてできなかった。
「も゛、イ、くぅッ、～～～～ッ」
背を弓なりに反らして、全身をビクビクと跳ねさせて絶頂している私に、部長は休むことなく激しい抽送を叩き込む。
痙攣する秘穴を入口から最奥まで、長大な肉棒で穿ち続けた。
「ごりごり、きてう゛ぅッ！奥ぅ、こわれちゃぁ……っ！」
ピストンされるたびに自分の腹が薄っすらと隆起するのが見え、目眩がするほどの興奮が私を襲う。
「イく……ッ、またイくからぁ！部長、部長ぅぅ……中に、ほし、奥におちんちん押し付けて出してくださいぃっ」
「っ、悪い子だ……！」
のしかかる部長に押さえられたまま、ズンッ、と一際強く突きこまれて、私は悲鳴のような嬌声を上げる。
絶頂して収縮する秘穴の最奥に、熱い飛沫の感触が。
精液でたぷたぷになった重たい子宮を痙攣させながら、深く深く、私は甘い快感に溺れた。
………
………
………
新年を迎えての始業一日目、私と部長は皆の拍手に迎えられ――。
私は恥ずかしいやら気まずいやらで、顔を赤くしたり青くしたりしたけれど、隣の部長は相変わらずほわほわと微笑んでいた。
これで「俺も決める時は決めるんでな」なんて言うんだから、やっぱりなかなか格好いいよな……。
なんて思ってしまう私と、同僚たちなのであった。
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