理性を軽く吹き飛ばすほどの突き上げの勢いに翻弄
グッチャ、グッチャ・・・。
「あっ、ぁあっ、あっ・・・」
深く突かれるたびに私は喘ぎ声を漏らし、水音を伴う肌音が室内に鳴り響き、その空間は
とても
今回のセックスは前回とは違い、私が高みに昇り詰めそうになると、彼は
を止めて
引き戻そうとする。
そうして引き戻されると、私の蜜壺は快感を求めてしまい、彼の陰茎をキュッと締め付け
ていく。
そして、全身にぞわぞわと肌が
正直に言えば、こんなセックスは経験したことがなかった。
男性経験はあっても、こんなに乱れ、感じたことは初めてのことだったのだ。
上も下もわからず、ただただ快感の海に身を投じ、彼が与えてくれる律動に身を委ねて
いると、再び高みに昇り詰めそうになる。
引き戻されては高みに昇り、私はもう限界を迎えそうになっていた。
「淳一郎さん・・・、も、もう・・・」
思わず音を上げると、彼はそこからもっと激しく私の最奥を突き、あっという間に私は
高みに昇り詰めてしまった。
「んあっ・・・、んああああっ・・・」
「俺も、もう・・・っ」
2人は共に果て、私たちは翌朝まで抱き締め合って、泥のように眠った。
次の日、私たちはあまり言葉を交わすことなく、お互い別々にシャワーを浴びた。
私がシャワーを浴びている間に、彼はルームサービスで朝食を用意してくれていて、
そこからようやく会話が戻ってきたのです。
「改めておはよう、ちょっと怒っているのかなと思っていたんだよ・・・」
「おはようございます。怒ってなんかいないですよ。どう声を掛けたらいいのか、わから
なかっただけで・・・」
「そうか、それならよかった。昨晩は添い寝ではなく、激しく求めてすまなかった」
「あ・・・、いいえ、少しでも思いでの一部になれたのなら、私はそれで満足です」
「本当に優しいね・・・」
互いに抱き締め合い、体温を感じ合いながら寄り添う。
彼は私の胸に顔を埋めて、安息の時間を得ているようだった。
チェックアウトの時間がくると、彼は私に尋ねた。
「もう少しでいいので、思い出の時間をくれませんか?」
私はしばらく黙り込み、彼の相談を受けることにしたのです。
「じゃあ・・・、午後3時までなら・・・。でも、お願いがあります」
私は正直な気持ちを彼に告げた。
それは、恋仲になるつもりはないこと、今度から会えないということだった。
やはり、風俗嬢として出会ってしまったこともあり、私にはこれ以上深くお付き合いを
することができなかった。
そもそも、お客さんと付き合う気は入店当初から全くなかったし、私が風俗店で働き
初めた目的は、恋人探しではなく、ただお金をたくさん稼ぎたかっただけ。
このような言い方をしたら悪いけど、淳一郎さんはもちろん、お店に来て私を指名して
くれるお客さんは、全て金づるとしか思っていない。
風俗嬢って、みんなそんなもの。
「それでも、いいですか・・・」
「わかりました・・・、ありがとう」
彼は少し寂しそうな笑顔を見せると、ぐっと私の腰を引き寄せ、深く熱い舌を絡めながら
私を抱き締めた。