菜摘はそっと彼の男根の竿の部分を触ってみて、指の腹で皮を少しだけ上下に動かしてから、掌でギュッと握った。
彼のそれは、菜摘の掌には収まらず、両手で握ってみても、彼の男根は姿を隠す事は無かった。
菜摘は口を開けて、それを中に含ませた。
臭い。
口に挿れると、好奇心で見たりしたエロ動画の見真似で口を動かし、吸ったり舌で裏すじを舐めあげたりした。
一平は非常に喜んでいた。
時折上目遣いをして彼を見ると、彼は目を
彼の大きな手が、菜摘の後頭部を抑えて、ぐっと奥まで入れられた。
菜摘は苦しくって、眉にシワを寄せ、しかし嫌がる素振り一つ見せず、フェラを続けた。
ようやく口から出してしまうと、彼の男根は、菜摘の涎でいやらしく光沢を帯びていた。
さっきよりも更に少し大きくなってる様な気がする。
菜摘は涙目になっていたが、嫌では無かった。
しかし嬉しいわけでもない。
涙目になっている菜摘に一平は荒々しいキスをした。
彼の舌が、菜摘の涎まみれになった口の中に押し込まれる。
菜摘の白く綺麗な歯や歯茎を遠慮なく舐め回す。
菜摘も、弱々しく舌を彼の舌の前に押し出すと、彼の舌が彼女の舌を抱え込むように絡ませた。
うんぅ…んん、んぅ…。
誰の喘ぎ声かわからない。
二人の熱い吐息が二人の顔に吹きかかり、より二人の性欲が激しくなって行く。
一平は菜摘の汗で濡れたTシャツを剥ぎ取り、スポーツブラジャーを下に捲り、小さな桃色の乳首を顕にして、それを口に含ませ、舌で転がす様に舐めた。
彼の熱い唾液と熱い吐息が、菜摘の胸元を責め立てた。
気持ち良い…。
一平は菜摘を立たせて、短パンも下着もおろして、陰毛の薄く生えた淫乱な口にいきなり指を入れた。
彼の太い指が、二本入った。
淫乱な口からは興奮している彼の官能を更に激しく興奮させる様な涎がドバドバ溢れてくる。
菜摘は彼の指を、嫌でもきつく締め付けなくてはいけなかった。
今まで味わった事のない快感が下腹から全身に伝わる。
彼の指が上下に激しくピストンされた。
菜摘は痛みを伴う快感の為に、今まで何とか抑えていた喘ぎ声を、とうとう漏らしてしまった。
この痛みは、一体何なのだろうか?
痛いような、気持ち良い様な…。こんな事が、今まで沢山あったような気がした。
「濡れてるね、菜摘ちゃん。気持ち良い?」
菜摘は恥ずかしそうに頷いた。
彼は優しく微笑んだ。
彼の指が止まってしまった。